【赤十字NEWS LETTER】新年のご挨拶

救うを託されている。

赤十字NEWS LETTER Vol.5

新年、いかがお過ごしでしょうか。
例年とは違う年明けを迎えた2021年。皆さまにとって健やかな一年となりますように、心よりお祈り申し上げます。

また、昨年は日本赤十字社に温かいご支援をお寄せくださりありがとうございました。本年も、皆さまから託された「救う」活動を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

新年のご挨拶「変化する世界、新たな挑戦」

日頃からご支援くださる皆さまに、日本赤十字社社長大塚義治より、新年のご挨拶を申し上げます。
「（感染症への対応に際して）日本全国から、温かい励ましのお言葉や、さまざまな形でのご支援をいただきました。感謝の思いは、とても言葉で言い尽くせません。赤十字は『救うを託されている』団体です。どんな社会の変化にも、どんな課題にも、柔軟に対応していかなければなりません。我々の新しい挑戦が始まります。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。」

「はたちの献血」キャンペーンが始まりました！

例年、寒さによる体調不良などで献血される方が減る冬の季節。今年は感染症の影響もあり、過去に例がないほど減少しています。しかし、がんや白血病などの病気、事故により輸血を待っている方々が減ることはありません。日本赤十字社では、2月28日まで「はたちの献血」キャンペーンを行っています。既にご協力をいただいている皆さまには重ねてのお願いで恐縮ですが、引き続き、お一人でも多くの方のご協力をお願いいたします。

いのちを、ありがとう

2017年、わずか0歳で、100万人に1人といわれる難病「若年性骨髄単球性白血病」と診断された梨花（りんか）ちゃん。治療の過程で何度も輸血を受けて、一日、一日を闘い抜きました。「輸血は命をつなぐ大切な役割をしてくれています。娘は、献血してくれた数多くのボランティアの方々に助けられました。私たち家族は言葉にならないほど感謝しています。」と梨花ちゃんのお母さんは感謝の思いを語ってくれました。

～コロナ禍心のクライシス～よう生きててくれたなぁ。

新型コロナウイルス感染症の流行下で心理的な不安・負担が高まり、全国的に自殺者数の増加が報道されています。「自分も感染するかもしれない、感染して周りに迷惑を掛けたくない、そんなことを考え続けて、不安が大きくなって、押しつぶされそうに思えてくる。こういう人は、全国にたくさんいると思う」。そう語るのは、多くの「うつ病」患者と対話を重ねてきた日赤和歌山医療センターの精神科・東医師。たった一人で苦しみ、自ら命を絶とうとする方にどのように気づき、寄り添うことができるのかー。お話を伺いました。

日本赤十字社の活動を、ご寄付でご支援ください。

日本赤十字社の活動の多くは、皆さまのご寄付により行っています。皆さまの、いのちを救いたいという思いをご寄付としてお預かりし、わたしたちはいのちを救い続けます。ぜひ、継続的なご寄付でご支援いただけましたら幸いです。新型コロナウイルス感染症の影響により、お住まいの地域や金融機関窓口など対面方式でのご協力が難しい皆さまは、インターネットでご寄付いただくことも可能です。