日本赤十字社
NHK 海外たすけあい

世界中で苦しむ人びとを救うため、
いまあなたのご支援が必要です。
【アフガニスタン】洪水被害のあった地域で救援物資を配付する様子

救うを託されている。

NHK 海外たすけあい 12.1(wed)〜25(sat)

誰も取り残さない。
紛争からも飢餓からも。

ヨーロッパの紛争や、
新型コロナウイルスのまん延の陰で、
アフリカの食料危機が深刻化していることは、
あまり知られていません。
目が届かない場所、手が届かない場所が
生まれているのです。
関心の差が、支援の差になってはならない。
全ての苦しんでいる人びとを救うため。
あなたのご支援をお願いいたします。

赤十字の活動をご覧ください。

ウクライナ

2022年2月以降、ウクライナ各地で戦闘が激化。未だ続く戦闘により、一般市民の命は危険にさらされ、インフラや経済は混乱しています。日本赤十字社は、「ヨーロッパ最大級の人道危機」と呼ばれる同危機に対し、資金援助に加えて、ロジスティクス要員、薬剤師、こころのケア要員、放射線技師等、多岐にわたる人材をウクライナ及び周辺国に派遣し、対応してきました。今後も様々なニーズに対し、中長期的な視点での支援を拡大していく予定です。

バングラデシュ

2017年8月にミャンマーのラカイン州で発生した暴力行為の結果、5年以上が経過した今も、バングラデシュに逃れた人びとが避難民キャンプでの生活を送っています。日本赤十字社では、2017年9月から緊急医療救援を行い、2018年5月からはバングラデシュ赤新月社とともに、人びとの心と身体の健康を保つための保健医療サービス等の提供を行っています。切れ目のない支援活動を継続し、日本赤十字社からは医師、看護師等を派遣しています。

中東地域

2011年にシリア紛争が始まって以来、隣国レバノンでは現在でも150万人とも言われるシリア難民が避難生活を送っています。日本赤十字社は現地レバノン赤十字社と協力し、2015年から各戸へのトイレ設備設置など、非公認居住区に暮らすシリア難民の水・衛生環境の改善に取り組んできました。長期化する人道危機の中で支援の在り方も多様化しています。これに加え、子どもや女性など、より脆弱な立場に置かれやすい人びとに対するアプローチを強化していきます。

アフリカ地域

干ばつなどの気候変動の影響や、コロナ禍で悪化した社会経済状況に加えて、ウクライナ人道危機による食料供給の不安定化が、アフリカの食料危機に拍車をかけています。日本赤十字社は、緊急で資金拠出をする一方、南部アフリカを中心に、特に脆弱な環境下で暮らす孤児や貧しい家庭への教育支援や食料自給を促す家庭菜園など、レジリエンス強化にかかる開発協力を続け、地域社会の人びとの自助・共助に向けた開発協力のアプローチにも取り組んでいます。

パキスタン

2022年6月中旬から約2か月間パキスタンで降り続いた豪雨は、同国の半分以上の地域で大規模な洪水被害をもたらしました。人口の15%にも及ぶ3,300万人が被災し、1,700人以上が命を落としたとされる今回の大災害。深刻な水没被害により、多くの人びとが家屋への影響を受け、住む場所を失いました。家屋の被害は11月8日時点で220万戸以上と報告されており、冬を前に早急な家屋修繕や、家族用テントの配付、住宅再建支援等が急がれています。

ルワンダ

ルワンダは1990年代の内戦が終結して以降、都市部が急速な経済発展を遂げる一方で、人口の8割が暮らす農村部との著しい経済格差が生じています。日本赤十字社は2019年、ルワンダ赤十字社と連携し、災害や貧困に苦しむ人びとへの支援事業を開始しました。本事業では「レジリエンス=自ら立ち上がる力」を高めます。具体的には、水・衛生環境改善、環境・緑化対策、生計支援、持続性強化の4つの分野で活動を実施しています。

アフガニスタン

アフガニスタンは、1970年代から続く紛争によって政治・経済・インフラが壊滅的な被害を受けたことに加え、近年は、気候変動がもたらす影響が深刻化し、1980年から2015年までの自然災害による死亡者数は100万人あたり1,150人。日本赤十字社は2020年7月から、国際赤十字と協力し、アフガニスタン赤新月社が主体となって行う5カ年の事業を開始しました。本事業は、対象地域の各村落とそこに暮らす人びとのレジリエンス強化を目指しています。

世界から届いた、ありがとうの声。
みなさまのご支援のおかげです。

あなたの気持ちを、赤十字に託していただけませんか。
私たち赤十字は、皆さまの、手となり、目となり、ぬくもりとなり、
支援を届け続けます。

ウクライナ
カリーナ さん

「3歳の息子と足を骨折した母を連れて避難しました。食べ物も服も何もなく、孤独で恐ろしかったですが、赤十字の方が家族のように迎え入れてくれました。息子は赤十字ボランティアのサーシャさんと遊ぶのが大好きです。私たちを支援してくれるすべての人にありがとうと伝えたいです。」

ナイジェリア
ハッサナ さん

「以前は食料を買うことができず、一日に三度の食事もままならない状況でした。赤十字の支援を受けて私たちの生活は良くなりました。食事をとることができるようになったのです。支援を受けることができ、とても嬉しく、感謝しています。」

あなたのご寄付で
できること

2,000円のご寄付で

安全な水2L×40本

不衛生な環境下で暮らす人びとに飲料水、生活や医療で使用する水を届けます。

5,000円のご寄付で

給食30人分

おなかを満たせない子どもたちへ支援を行います。

10,000円のご寄付で

小児用医薬品500人分

下痢や感染症で命の危機に瀕している子どもに医薬品を届けます。

あなたのご寄付が、支えになります
「NHK海外たすけあい」の特徴

今年で40 回目を迎える

歴史と信頼のある募金キャンペーン

国際赤十字創設120周年、NHKテレビ放送開始30周年という記念すべき年であった昭和58年(1983年)にはじまり、現在まで、長きに渡って続いている歴史のある募金キャンペーンです。

必要な人に、必要な支援を

対象を絞らず幅広く行き届く支援

女性や子どもはもちろん、より幅広い人びとに支援を届けるとともに、紛争や自然災害など、様々な危機を対象に支援を行っています。
キャンペーン開始から令和3年(2021年)までに世界164の国と地域に支援を届けました。

様々な人びとを支援様々な人道危機にに対して支援

ご寄付が実際の支援に充てられる割合

94%

いただいたご寄付の94%を実際の海外救援活動に充てており、緊急救援から復興支援、開発協力に至るまでご寄付を有効活用しています。

キャンペーン 周知・報告などの費用が残り6%の図