インドネシア防災強化事業
災害多発国であるインドネシア。その全土にネットワークをひろげるインドネシア赤十字社とともに、日本赤十字社は2020年から巨大地震の可能性が指摘されるマラン県とケブメン県において地域に根ざした防災事業を実施しています。同事業では、学校防災、村落防災、そしてインドネシア赤十字社の事業実施基盤の強化に取り組み、レジリエンス強化に寄与することとしています。
2022年上半期は、学校防災では青少年赤十字指導教員へのファシリテーション研修を実施。また、村落防災では脆弱性および能力にかかる調査やリスク・マッピングを実施し、それぞれの村で防災活動計画を策定しました。さらに、調査結果をもとに地域ボランティアが中心となって、避難経路や集合場所、土砂崩れや津波等のリスクがある危険スポットを示す標識を設置しました。