このたび、標記研修を開催することとなりましたので、お知らせいたします。
研修目的:
国際赤十字・赤新月運動の保健活動の根幹をなす概念であるプライマリーヘルスケア(PHC)の基本活動を実行するにあたり、熱帯医学の知識を習得することにより、 以下のことを目指します。
・国際赤十字・赤新月社連盟の保健事業を深く理解し、国際活動により貢献できる要員となること。
・ERU、コミュニティヘルス活動といった日本赤十字社の国際活動の更なる充実を図ること。
・派遣要員が自身の健康を管理するための基礎知識を習得し、派遣地での安全な保健環境を維持すること。
研修内容(概要):
以下の内容について、座学(主にオンライン)、グループワーク・シミュレーション・顕微鏡実習(集合型研修)等により習得する。
① 全ての職種に必要な熱帯医学の基本的な知識。
② 熱帯地域特有の感染症を診断・予防するための基礎知識。
③ マラリアの臨床や診断に関する知識。
④ デング熱やジカ熱などの輸入感染症の疫学と臨床。
⑤ 派遣準備段階から必要となる派遣員個人の健康管理。
⑥ 被災地や集団における予防接種の計画立案のための基礎知識。
詳細は別添開催要項及びプログラムをご参照ください。
- 開催日時
- 2023年9月1日(金)~9月3日(日)
- 会場
- 日本赤十字社和歌山医療センター
- 応募要件
- 以下のいずれかの条件を満たすこととし、職種は不問とする。
・次のいずれかの研修を修了していることが望ましい。
国際救援・開発協力要員基礎研修Ⅰ(WORC)、国際救援・開発協力要員基礎研修 II(IMPACT)、保健医療 ERU 研修(旧基礎保健 ERU 研修含む)
・今後、国際赤十字の派遣要員としての活躍が期待される職員
- 締切日
- 2023年7月31日
- その他
- ・研修は上記集合型研修に加え、8月24日、28日18時~19時40分にオンラインで開催されるものとで構成されます。
・本研修については、令和5年6月15日付国企第123号にて各施設宛に通知しています。日本赤十字社職員等は、所属施設の了解を得たうえでお申込み下さい。
- お問い合わせ先
日本赤十字社和歌山医療センター 国際医療救援部 担当 林・寺尾
〒640-8558 和歌山市小松原通 4-20
電話:073-422-4171(内線 3434)
Eメール:imrd@wakayama-med.jrc.or.jp