地域奉仕団がPTAと共催で「防災教室・炊き出し体験」を開催しました
「地震が来た!どうする⁈」
講師の日赤富山県支部職員の一言で、子どもたちは一斉にテーブルの下に潜り込みました。
9月5日、高岡市立博労小学校PTA教養部との共催で「防災教室・炊き出し体験」を行った際の一コマです。
今回は、小学生16名、保護者12名、教職員2名が参加し、親子でハイゼックス袋を用いた炊き出しの実践的な体験と、座学・ワークショップを組み合わせ、家庭内での防災意識を高めることを目的に開催しました。
高岡市立博労小学校校長、同PTA会長のご挨拶に続き、多田尚子高岡中央赤十字奉仕団委員長から始まりの言葉とともに、ハイゼックス袋にお米と水を入れる際のコツを教わりました。
参加者は、それぞれ自分の名前を書いた袋にお米と水を入れ、準備ができた袋を全員分まとめて、あらかじめ沸騰させておいた大鍋のお湯の中に投入しました。
ごはんが炊き上がるまでの間は、日赤県支部職員を講師に、「おうちのキケン」をテーマにしたワークショップを行いました。
冒頭で紹介した通り、ワークショップの途中で日赤県支部職員が発した突然の問いかけに対し、子どもたちは即座に机の下へ潜り込み、身を守る行動をとりました。一方、この呼びかけにすぐ反応できなかった大人たちは、日頃から訓練しておくことの大切さを身をもって実感しました。最後の「自宅の危険箇所」についてのワークでも参加者それぞれが真剣に考え、炊き出し体験とあわせて、実践的な防災訓練となりました。
また、今年度新たに入団した男性奉仕団員も参加し、一緒に炊き出しを行いました。それぞれの得意分野やできることを活かしながら訓練を共有できたことも、今回の成果の一つとなりました。
事後アンケートでは、炊き出し体験について「袋に米と水を入れて炊く体験が実践的だった」「災害の時に、川の水でもご飯がたけることをしりました。」(原文ママ引用)(※)などの感想が寄せられました。
「おうちのキケン」ワークショップについても、アニメや動画を用いた分かりやすい解説を通して、「家の中の危険な場所を再確認できた」「家具の固定や配置を見直したい」「ハザードマップを家族で見たい」「避難用のリュックを準備する」など、具体的な気づきや今後の行動につながる意見が多く見られました。
また、「発災時に道具が揃わない場合の工夫も知りたい」といった意見を受け、9月10日に行われた高岡市立木津小学校での総合学習では、アルミホイルを使ってスプーンを作るなど、さらに一歩踏み込んだ訓練を展開することができました。
今後、市内の複数の小学校を巡回して開催する「防災教室」のモデルケースとして、今回得られた知見を次回以降の活動に活かしていきます。
※袋の口は鍋の水が入らないようしっかりと縛っており、袋の中の水は、きれいな水を使用しています。