青少年赤十字の防災教育強化週間『まもひろWEEK』開催!

画像 本ページに掲載の内容は、学校内での防災教育を目的としており、教材配布対象は学校関係者の皆様とさせていただきます。

日本赤十字社の防災教育プログラム

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将来起こりうる自然災害に対して子どもたちは、災害についての正しい知識を持ち、自ら考えて判断し、危険から身を守る行動をとらなければなりません。
私たちは、防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」を通じて、青少年の健康と安全を守り、学校や地域、家族での防災意識の向上を目指します。

▶2023年は、1923年の関東大震災から100年の節目にあたります。以下特設ページも是非ご覧ください。

「まもるいのち ひろめるぼうさい」とは・・・

✓まもるいのち
自分のいのちを守る力を身につけること。

✓ひろめるぼうさい
学校、地域、家庭に防災を広めることで、防災意識を高め、周りの命を救うこと。
いのちの大切さ、思いやる心を育てること。

日本赤十字社と現場の教員とが協力をして、製作した防災教育教材。自然災害の正しい知識を学べるだけでなく、児童・生徒の「気づき、考え、実行する」を重視したグループワークプログラムや、災害ごとに選択できる豊富な映像教材、「思いやり、優しさ、いのちの大切さ」「コミュニケーション力」「想像力」を育むテキスト教材・資料を収録しています。

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実際に活用している授業を覗いてみる

平成27年に完成した「まもひろ」は、初版発行以来計130,000部を製作、全国の小・中・高等学校(約35,000校)に配付いたしました。教材を受け取った学校の96.3%が有用だと判断し、すでに数多くの学校でご活用いただき、防災教育を展開しています。こちらでは、その一部の様子をご紹介いたします。

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福岡市立小笹小学校(福岡県)

全学年のカリキュラムに防災教育を組み込み、教科横断的に防災教育が進められています。

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川越市立霞が関小学校(埼玉県)

「救援物資を運べ!」の授業が実施され、災害時、自分のみならず周囲の命を守る方法を学習しました。

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高槻中学校(大阪府)

年に2回実施している校内避難訓練の中で本教材の地震災害のワークシートが使われました。

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荒川区立諏訪台中学校(東京都)

荒川区では、各中学校に防災部が設置され、防災意識を高めるための取り組みが進められています。

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福島県立白川旭高等学校(福島県)

英語の授業で、ALTの先生と一緒に日ごろの災害の備えを学ぶ授業が展開されました。

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沖縄県立首里高等学校(沖縄県)

「竹ひごタワー(ペーパータワー)」を用いて、コミュニケーションの大切さを学ぶ授業が実施されました。

こちらの動画内グループワークで使用している資材について、貸出可能なものもございます。
ご興味ありましたら「日本赤十字社東京都支部青少年・ボランティア課」までご相談ください。

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まもひろ活用校からの声

♦小学校 ( 板橋区 / 活用シーン:避難訓練 / 活用箇所:P.7-9、p,16-17、p.31-36「風水害」 )

児童に分かりやすい絵になっていて、活動も理解しやすい。終わった後には「注意していこう」「気を付けよう」という声が聞けた。児童にとって関心をひく教材でとてもよいです。

♦中学校 ( 荒川区 / 活用シーン:特別活動 / 活用箇所:p.72-76「グループワーク みんなでわけよう」 )

生徒たちが興味・関心をもって取り組んでいた。人間として分け合い、助け合う心を十分もっていると感じた。

♦高等学校 ( 北区 / 活用シーン:避難訓練 / 活用箇所:P.62-64「災害に備える」 )

今までは避難訓練のみで終わっていたが、映像を見せて、考えさせたり、発言させたり、より充実した学習になったと思います。校内の災害備品をチェックしたり、以前いただいた使い捨てトイレの作成と組み合わせて活用させていただきました。

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幼稚園・保育所向け防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん」

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日本赤十字社は、特に東日本大震災以降、子供たちが自分で自分の命を守れるように防災教育に力を入れてきました。

間違い探しを楽しみながら学習指導要領・幼稚園教育要領に定められた防災分野での高い学習効果を実現する教材を目指し、作成しました。

今まで園児は"先生から守られる"存在でしたが、この教材では、自ら判断し、「自分の命は自分で守る」ことが出来るようになることが期待されます。

地震や津波、風水害等、6つのテーマで、モノと行動の両面から子供たち自身が、身の周りにある危険を発見します。

活用した声をお聞きしました!

・子どもたち自身が経験している場面などを見て、危ない場所、してはいけない行動など再確認しながら学んでいた。

・大判で20数人で見ても細部まで見えてよかった。

・どの子も興味津々で意見を口にすることができていた。

・子どもたちのリクエストで保育室の壁に貼り、好きな時に見られるようにした。

中学・高校の先生必見!こんな使い方もオススメです!

・幼稚園や保育園のボランティアで・・・!

・小学校との交流授業で・・・!20220815-2062005f18a015639a5ba8e25129c8297ed029a3.png

・地域との防災イベントで・・・!

解説書もついているので、先生方のご指導のもと、

中学生・高校生が「伝える」側となって実施する際にもご活用いただけます。

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まもひろWEEK限定企画!「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」 お申込み受付中!

普段はお貸出しのみ行っている「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を、いつでも使えるように、まもひろWEEK限定で資材のお申込みを受付けます!ご希望の学校・園は、下記詳細をご覧いただき、お申込みください♪

期間    まもひろWEEK終了まで

対象    都内のJRC全加盟校・園     

セット内容

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申込方法  『まもひろWEEK資材のお申込み』用紙に必要事項をご記入いただき、FAXもしくはメールにてお申込みください。

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資材の貸出

今回ご紹介した「まもるいのち ひろめるぼうさい」「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」以外にも、青少年赤十字プログラムに関連した資材を貸し出ししています。

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講師の派遣

日本赤十字社東京都支部では、これまでの災害救護活動において培ってきた経験や技術を、教育現場の防災教育にお役立ていただくため、学校へ講師を派遣し、目的や対象などご希望に応じて「赤十字防災セミナー」を実施しています。(オンラインも可)

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関連するリンク

「まもひろ」以外にも、防災啓発事業に取り組んでいます。
日本赤十字社東京都支部が開催する防災セミナーでは、大規模災害の様子や首都直下地震の被害想定などをスライドで分かりやすく解説して災害時の考え方をお伝えしています。当セミナーの動画教材は、以下からご覧いただけます。

また、東京都教育委員会HP「防災教育ポータルサイト」では、防災教育を実施する上で効果的な防災教育教材の一部が紹介されています。

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