「島根県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター」を開催しました

8月6日(火)~8日(木)に島根県立青少年の家サン・レイクにて「島根県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下「トレセン」)」を開催しました。

これは、青少年赤十字(JRC)の特徴的なプログラムの一つであり、“自ら進んで行動し、学校や地域社会のリーダーになれる”子どもたちを育てることを目的に毎年開催しています。
今年は、県内の小学生9校32名、中学生5校22名、高校生6校27名、合計81名の参加がありました。

今回のトレセンでは「防災」をテーマにプログラムを展開し、災害時に大切なコミュニケーションについて学ぶグループワークや、技術研修では非常食の炊き出しや無線機を使った通信体験などを実施。その他、赤十字や青少年赤十字について、ボランタリー・サービスについての講義や、仲間と協力して数々の関所を突破する「フィールドワーク」を行いました。そして最終日の「ワークショップ」では、3日間で学んだことを生かして学校や地域で自分にできることを考え、具体的な活動計画を立てました。
 
はじめは不安や緊張した様子が見られましたが、研修が進むにつれて、仲間と共に学ぶ研修生活を楽しんでいる様子が伺えました。また、ボランタリー・サービスの講義で学んだことを生かし、自ら進んで施設内の清掃など行っている姿が印象的でした。

 参加者からは、「今まで自分にはなかった積極性を身につけることができた」「これからはリーダーシップを意識し、自分の意見をもつようにしたい」「技術研修などで学んだことをいざという時に生かして人の命を助けたい」などの感想が聞かれました。

このトレセンに参加した児童・生徒の皆さんが学校や地域で、新学期からリーダーとなって活躍することを期待しています。

画像 災害時に大切な「コミュニケーション」を学ぶグループワーク

画像 フィールドワーク「人間知恵の輪」に苦戦中!

画像 救急法では、ハンカチやビニール袋を使った手当の方法を学びました

画像 無線赤十字奉仕団員から無線機の使い方を教わりました

画像 トレセン修了証とバッジの授与