令和4年度日本赤十字社第3ブロック支部合同災害救護訓練を実施しました。
令和4年11月3日(木)、諏訪赤十字病院及び諏訪湖イベントホールにおいて、日本赤十字社第3ブロック8県支部合同(富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、長野)による災害救護訓練を実施しました。また、併せて諏訪赤十字病院において第17回災害シミュレーションを実施しました。
この訓練は、大規模災害が発生した際にブロック各県支部が連携し、迅速かつ効果的な救護活動が展開できるよう毎年実施しているもので、今年度は糸魚川-静岡構造線断層帯を震源とする地震により諏訪地域が被災し、多数傷病者及び避難者が発生したとの想定のもと、第3ブロック各県支部及び山梨県支部から医療救護班、支部災害対策本部要員、血液供給要員など参加者440人が集結し、病院支援のための傷病者トリアージや避難所に併設している拠点救護所での傷病者の対応、避難所アセスメント・巡回診療、血液製剤の緊急搬送などを行うとともに、各関係機関との連携強化や赤十字ボランティアとの協働を意識した訓練を行いました。
被災地内の地図を見ながら被害状況等を救護班に伝達する日赤災害医療コーディネーター(諏訪地域災害時医療対策本部)
病院へ押し寄せた被災者をトリアージする医療救護班と病院職員(被災地病院支援・受援訓練)
傷病者を搬送する赤十字ボランティア(長野県赤十字救護隊員・長野県柔道整復師会赤十字奉仕団員)
避難所を巡回し、診療を行う医療救護班(避難所アセスメント・巡回診療訓練)
アプリを活用し、医療ニーズの報告を行う医療救護班
諏訪地域災害時医療対策本部において、活動報告を行う医療救護班