三重県青少年赤十字 中学校リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました
令和４年8月１日（月）・２日（火）の２日間、県立鈴鹿青少年センターにて開催しました。
当支部では、例年、小学生から高校生を対象に青少年赤十字リーダーシップ・トレーニングセンター（通称：トレセン）を開催してきましたが、ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催できませんでした。
しかし、本年度は、泊を伴わない２日間で開催し、津市内の中学校から生徒２１名、指導者２５名が参加しました。
【１日目】8月1日（月）
開会式
「ちかいの唱和」「空は世界へ」を清聴し、当支部事務局長より挨拶をさせていただき、指導者紹介につづいて「アイスブレイキング」で他校の生徒と交流しました。
研修①
「赤十字・青少年赤十字」について学習しました。各ホームルームにわかれて、赤十字の歴史や青少年赤十字活動について学び、交流しました。
研修②
「良いリーダーとは」について、各ホームルームに分かれて活動しました。どんなリーダーが求められているのかみんなで考えることができました。
研修③
「非常食実習と救急法」では、災害にあったときに、ハイゼックス袋を利用して、安全・安心のごはんを炊く実習の説明を聞き、翌日の実習に備えました。
また、救急法では、心肺蘇生法とAEDの活用について実習し、実際に救助の場面に遭遇したときのための知識・技能を身につけました。
村長選
ここでは、２日目にリーダーとして中心になって進めていく村長とフォロワーである助役を決めました。
自分自身を振り返り、たくさんの生徒が勇気をもって村長に立候補し、今日一日の成長を実感しました。
【２日目】8月2日（火）
研修④
「スタンツ」の準備と発表です。
「スタンツ」とは、ホームルームごとに、これまで学んだことを劇にして発表するものです。
何をどのように他の人たちに伝えたらいいのか話し合い、準備し、練習して本番を迎えました。
どのチームもとてもすばらしい発表ができました。先生たちのチームも発表していました。
研修⑤
「ワークショップ」では、トレセンで学んだことをこれからの学校生活で具体的にどのように生かしていけばいいかを学校ごとに話し合い、まとめていました。
閉会式・記念撮影
閉会式では、三重県青少年赤十字指導者協議会会長から成長した姿をたたえる挨拶のあと、スタンツの表彰、２日間のトレセン参加をたたえる「修了証」と「修了バッジ」を授与していただきました。
その後、全員で記念撮影を行いました。
この２日間で学んだよいリーダーについて「気づき」「考え」「実行する」力を生かして、これからの学校生活で活躍されることを祈っています。
来年度は、宿泊を伴ってのトレセンができるといいですね。
