日本赤十字社第1ブロック支部合同災害救護訓練を実施しました

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 コロナ下の地震災害を想定。3県で救護訓練を行いました。
 11月7日、盛岡市三本柳の日赤岩手県支部を会場に地元岩手県をはじめ、秋田県、山形県の日赤救護班が災害救護の実働訓練を行いました。
 朝7時から、防災ボランティアや支援要員の方々が参集し、テントの開設など訓練の準備を始めました。
 訓練の内容は、応急救護所の運営と避難所での巡回診療で、参加した救護班は、防護服にマスク、フェースシールド、手袋を着用して活動しました。
 避難者との距離を保っての問診は、マスクやフェースシールド越しで両者の声が聴き取りにくい面があるなど課題もありました。
 傷病者役の皆さんも、実際の発生現場のような臨場感を演出し、訓練に緊張感が走りました。
 岩手医科大学の教授陣や感染対策チームの看護師長による振り返りでは、各救護班の動作や手順などについて評価や所感を述べられました。
 6時間に渡る訓練に参加された各支部救護班の皆さま、防災ボランティアや支援要員の皆さま、そして、岩手医科大学の先生方、本当にありがとうございました。
 来年度は、北海道・東北支部の全救護班が参集できることを祈りつつ、当番県である宮城県支部に引き継ぎたいと思います。