赤十字活動資金へのご協力をお願いします。

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昨年度は多くの県民の皆さまに赤十字活動にご賛同・ご支援をいただき、総額 1億9687万6千円の赤十字活動資金(会費・寄付金)をお寄せいただきました。
お寄せいただきました活動資金のうち、1億6574万1千円を主に「苦しんでいる人びとを救うための費用」として活用させていただきました。
その内訳は、「国内外における救護活動」(国内災害対応のための訓練や災害救護装備の整備強化、国際活動、看護師養成など)として5004万5千円、「ボランティアや青少年の育成」(地域活動やマンパワーの育成)として4518万5千円、「救急法などの普及」(保健医療や安全な暮らしのためなど)として2263万4千円、「災害義援金の送金」(令和3年台風第9号等大雨災害義援金として全国の皆さまから寄せられ、お預かりした災害義援金全額を青森県に設置された義援金配分委員会へ送金した金額)として4787万7千円です。

毎年、赤十字活動の推進についてご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

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日本赤十字社は、「救うを託されている」団体として、災害や紛争、感染症で失われるいのちを守り、その苦痛を限りなく軽減するための活動のほか、地域や教育現場における平時からの防災・減災の知識・技術の普及推進や公的機関・他団体と連携した地域での講習普及などによる地域のレジリエンス(回復力)の強化に取り組んでいます。

こうした活動はすべて、県民の皆さまから寄せられる会費と寄付金によって支えられています。
青森県支部では、もっと多くの県民の皆さまに赤十字活動のことを知っていただけるよう努力し、こころから賛同を得られることを切に願っています。

今年も、2月1日から”救うを託されている。あなたとともに。”をスローガンに、「赤十字会員増強・活動資金増収運動」を実施いたします。

県民の皆さまからのあたたかいご支援を心よりお待ちしています。

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コロナ禍での主な赤十字の活動(令和4年度)

令和4年8月3日からの大雨災害

8月3日からの大雨の影響で、特に津軽地方を中心に土砂災害や河川の氾濫、建物の倒壊などが発生しました。発災直後から関係機関と連携し、職員の派遣や救援物資を搬送したほか、義援金の受付を行いました。

【救援物資の配布】
 毛布・・・・・・・・・・824枚、緊急セット・・・・・383セット
 安眠セット・・・・・131セット、タオルケット・・・・・・566枚

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ウクライナ人道危機救援

2022年2月24日以降、ウクライナ各地で戦闘が激化し、日々、子どもを含む死傷者が多数報告され、多くの人びとがウクライナ西部及び周辺国やその他の国々に避難するなど極めて深刻な人道危機が行っています。
日本赤十字社は、ウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における赤十字の救援活動を支援しています。

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ボランティアの育成/救急法などの普及

青森県では、59団で7,728名(令和4年4月1日現在)の赤十字ボランティアが地域などで、コロナ禍のニーズを汲み取った活動を行っています。また、近隣のボランティアが災害時に円滑に活動できるよう、各種研修会などを行っています。
感染防止に配慮しながら、身近な人を救うためのとっさの手当てや日常生活での事故防止など、健康安全に関する知識・技術の普及と啓発を行っています。地域や職場、学校・教育行政などからのニーズに応じた各種講習会を開催しています。

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青少年赤十字メンバーの育成

青森県では、417の幼稚・保育施設、学校で38,516名(令和4年4月1日現在)の青少年赤十字メンバーがコロナ禍においても感染防止に配慮しながら、地域貢献活動を続けています。
青少年赤十字加盟校向けに、感染対策をしたうえで、防災教育などの出張授業や青少年赤十字メンバー・指導者研修会の実施のほか、各種事業への青少年赤十字メンバーなどの派遣を行っています。

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