生活再建
日赤×ANAタイアップイベント「こうくうフェア in ふくしま」を開催
14/02/14
日本赤十字社と全日本空輸（ANA）がタイアップした復興応援イベント「こうくうフェア in ふくしま」が2月8日、福島市の笹谷東部応急仮設住宅で開かれ、福島県浪江町から避難されている皆さんが飛行機搭乗体験や口腔ケア教室など楽しいひと時を過ごしました。
「こうくう」は航空と口腔をかけたネーミング。仮設住宅でのコミュニティーの活性化と虫歯や歯周病予防などを目的に開催されました。
集会所に設置された大型スクリーンに機内から見える風景が映し出されると、参加した皆さんは「すごいねー」と驚いた様子。また、ANAの客室乗務員が機内と同様に配るドリンクサービスや、バレンタインデーにちなんだチョコレートのプレゼントに、大きな笑顔が広がりました。
（写真：お配りしたチョコレートは、機内食担当シェフの特製）
後半には、甘いものを食べた後はしっかり虫歯を予防しようと、歯科衛生士による口腔ケア教室を実施。参加者はそれぞれ真剣な表情で聞き入っていました。
また、寒い冬を元気に乗り切るため、心と体を暖かくするホットタオル作りや血流の詰まりを防ぐエコノミー症候群予防体操にも取り組みました。
イベントでは、子どもたち向けにパイロットや客室乗務員の制服、救護服などのコスプレ撮影会なども行われたほか、参加者全員に「ANAこころの森」（宮城県南三陸町）の間伐材を利用して作ったしおりがプレゼントされました。皆さんからは「飛行機に乗ったことが無いので楽しみだった」「本当の飛行機に乗った気分になれた」などの声が聞かれました。
（写真：パイロットになって、パチリ！）
