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東日本大震災活動レポート

医療救護活動

「看護師人生の中ですばらしい経験」~看護ケア班の取り組み~

11/07/14

 日本赤十字社看護ケア班は6月1日から、岩手県陸前高田市立第一中学校を拠点に、被災者の健康、生活を守る取り組みを始めています。二人一組になった看護師が市内の避難所や仮設住宅を巡回し、被災者の健康状態のアセスメントや保健指導を実施。活動は5日間毎の交代制で行われています。
(写真:血圧を測定する八戸赤十字病院の看護ケア班)

 「不安と緊張の5日間でしたが、私の看護師人生の中ですばらしい、貴重な経験だったと実感しています」
看護ケア班に加わった八戸赤十字病院の看護師は、活動をこのように振り返ります。
 「被災者に寄り添う赤十字看護の精神は、たすきのように担当看護師間で確実につながれています。私たちの活動を支えてくださっているのは、高田市の被災者の皆さま一人ひとりであり、現地で保健、医療、福祉に携わりながらがんばっている方々の思いです。このことを決して忘れてはいけないと思います」