
東日本大震災では多くの方々が体育館などの避難所で長期にわたる生活を強いられました。そこで、日本赤十字社では、避難所の環境を改善して、避難されている方々が健康に、また少しでも快適に過ごすことが出来るよう支援を行ってきました。
主な活動内容は以下のとおりです。
(ア)給水設備の設置
避難所において、日本赤十字社の医師などが衛生状態を調査したところ、多くの避難所で手洗い場が不足し、感染症の蔓延につながる可能性があることが明らかになりました。
そこで、避難所の仮設トイレの近くに給水タンクと簡易水道を設置し、いつでも簡単に手を洗うことができるように支援しました。
(イ)避難所の家電支援
多くの方々が長期にわたる避難所生活を余儀なくされています。そこで、避難所に共同で使用する生活家電(空気清浄器、掃除機、洗濯機、乾燥機など)を提供して、身のまわりを清潔に保てるようにしました。特に乾燥機は、集団生活の中で洗濯物を干し難い女性の方々から歓迎されました。
(ウ)季節対策セットの配布
岩手・宮城・福島の3県の避難所において、暑い夏と寒い冬を快適に過ごせるよう、備品を被災者の方々に届けました。
夏場は、暑さ・湿の気・防虫などの対策に必要な、冷却タオルや虫除けスプレーなどを配布しました。
(エ)仮設シャワーの設置
いくつかの避難所には仮設のシャワーを設置しました。汗をかきやすい夏の時期に、手軽にシャワーを浴びることで身体を清潔に保つため、またリフレッシュのために利用されました。