ホームページ > 東日本大震災活動レポート > 福祉サービス > 被災地に癒しを

東日本大震災活動レポート

福祉サービス

被災地に癒しを

11/07/08

 日本赤十字社では、4月14日から岩手県の社会福祉施設等における介護支援活動を行っています。この活動は、日赤が運営している社会福祉施設や医療施設の介護職員を中心に展開されています。

 第1次派遣(4/14~5/6)では、日赤が行う講習事業を支援してくださっている、健康生活支援ボランティアの方にも同行していただきました。
 「健康生活支援講習の内容を、被災地で活用することができるのでは」という強い思いから実現した班編成ですが、これが介護チームの施設支援活動と相まって、非常に充実した活動を展開することができました。

 講習会では、少ない量の熱湯で簡単にできる“ホットタオル”の作り方や、お互いに触れ合うことで自然と気持ちを安らげ会話が生まれる“リラクゼーション”の方法などを皆さんにお伝えしました。
 また、介護チームの中には、楽器を得意とするメンバーもおり、一五一会(ギターと三線を併せたような楽器)や金管楽器を、施設のレクリエーションの時間や避難所でも演奏しました。参加した方々にとっては、心安らぐ時間となりました。
.
■癒しのハンドケア
 ハンドクリームなどを、指先から肘にかけて馴染ませ、ゆっくりとさすります。
 人の暖かい手のぬくもりに触れることで、ゆったりとした気分になり、リラックス効果があります。
 施設の利用者の方に対しても、ハンドケアを体験していただきました。
 参加した方からは、「すごく気持ちいいねぇー」といった感想がありました。