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子どもたちへの支援

  • 「子どもに笑顔を!」を合言葉に

     東日本大震災では、学校を始めとする教育機関も大きな被害を受け、授業の再開にも時間を要する結果となりました。特に、校舎が地域住民の避難所となった学校では、子どもたちの学習や活動が制限されました。また、被災した児童・生徒を受け入れている学校でも、学校生活に必要な備品が不足するなど、様々な課題を抱えていました。

     こうした状況を受けて、日本赤十字社では、教育の拠点である学校を中心に、子どもたちが一日も早く、もとの生活を取り戻すことが出来るよう、健康と教育の両面からの支援を行っています。

     主な活動内容は、以下のとおりです。


    (ア)保健室への備品の整備
     被災地した学校の保健室に、身長計、体重計、視力計、ベッドなどの備品を届けています。届いた学校では、早速に生徒たちの身体測定が行われるなど、子どもたちの健康と安全を守るために活用されています。

    (イ)仮設体育館の整備
     沿岸部の学校では、津波で流出するなどして校舎が使えなくなり、仮設校舎に移転した学校があります。日本赤十字社では、公的な資金で賄われなかった仮設体育館の整備を支援しています。完成した仮設体育館は、体育の授業や学校行事に活用されています。

    (ウ)スクールバスの運行支援
     学校から遠く離れた仮設住宅で生活している子どもたちは、安全面での懸念がある遠距離通学や、転校を余儀なくされる事態が生じていました。そこで、子どもたちの通学の足を確保するために、スクールバスの運行を支援しています。

    (エ)学校給食センターの資機材整備
     学校の給食室や、市町村の給食センターに食器、保管庫、冷蔵庫などの備品を整備しています。その結果、子どもたちに、温かく多様なメニューが届けられるようになりました。

    (オ)パソコンの整備
     校舎の外での活動が制限されている地域の学校に対し、パソコンの支援を行っています。室内で活動せざるを得ない生徒たちは、パソコンを使うことで、授業の幅が広がりました。

    (カ)健康・安全に関する講習
     子どもたちの健康を守るためには、子ども自身や保護者が、正しい知識や技術を身につけることが大切です。そこで、赤十字が持つ救急法講習などのノウハウを活用した、特別講習会を被災地で開催しています。