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もっとクロスメッセージ

被災地の赤十字マークが不安を「安心・勇気」に変える

 

災害は、遭遇した人々の生命や健康、生活にダメージを与え、希望を奪っていきます。街は様変わりし、人々は心身ともに傷つき途方に暮れてしまいます。
医療救護班として被災地に向かうとき、限られた情報から被災状況を想像し、頭の中でシミュレーションを繰り返しています。それと同時に、被災地に近づくにつれて、十分な援助が提供できるのだろうか、という不安が心の中で膨らんできます。
しかし、被災地に入り赤十字マークを一つでも見つけるとその不安は瞬時に消え、「仲間がいる」という安心と一緒に頑張ろうという勇気に変わります。赤十字マークは被災地の至る所で見つけることができます。避難所、救護所、救護車両、救護員、赤十字奉仕団、ボランティア、そして全国から届く救援物資にも。
赤十字マークを付けた援助者や物資が、被災者の傷ついた身体とこころを癒し、新しい生活への歩みを支えていきます。援助者もその様子を体感して、癒され励まされます。被災者と援助者が共に力を合わせて困難な状況を一つ一つ乗り越え、不安を安心に変え、新たな希望を生み出していく、救護活動は復興と再生への始まりです。

高松赤十字病院 医療社会事業部地域医療室
看護副部長 松本登紀子

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