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プレスリリース
チリ大地震
職員2名と医療資機材(約10t)を緊急派遣
10/03/06
日本赤十字社は、2月27日にチリを襲った大地震の被災地に向け、3月6日に職員2名し、現在医療資機材(10.3t)を空路で送る手続きをしています。職員2名は、現地での医療資機材受け入れ準備にあたります。特に被害が大きかったチリ南部では病院や診療所などの建物が倒壊しているため、国際赤十字・赤新月社連盟が日本赤十字社に対し医療資機材の提供を要請しました。医療資機材は12日に現地に到着する予定です。
追って、これら資機材の設営や現地の医療スタッフを支援するために医師・看護師・技術者などを派遣する予定です。
また、現地では2月28日に日本を出発した職員(粉川)が被害状況の調査を行っています。粉川と電話をつなぎ、ご取材いただけます。
衛星電話の状況、時差などにより電話応対が不可能な時間帯もありますので、
取材をご希望される場合、下記お問い合わせ先にあらかじめご一報ください。
■派遣職員
①長島(ながしま) 教子(きょうこ)(横浜市立みなと赤十字病院):事務管理要員
派遣歴:04年イラン南東部地震、05年スマトラ島沖地震・津波災害
②新野(にいの) 智子(ともこ)(日本赤十字社、本社):通訳/事務管理要員
派遣歴:01年インド地震、02年アフガニスタン紛争犠牲者支援
(写真)3月6日、出国前に成田空港で取材を受ける日赤職員
(取材時のコメント)「現在、日本赤十字社は1月に発生したハイチ地震にも支援を続けており、これまで20名以上の医療チームを被災地に派遣しています。このハイチ地震と比較すると、今回のチリ地震は被害規模や日本国内の関心は低く感じますが、被災者から援助を求められているという状況に変わりありません。被害の大きさに関わらず、我々赤十字の力が必要とされている限り、日赤は支援を積極的に行っていくつもりです。そして、こういった赤十字の活動を可能にしているのは、災害時だけでなく、毎年皆さまから寄せられる募金のおかげです。その皆さまからのお気持ちを現地の被災者に確実に届けるように頑張ってきたいと思います。」
■提供する医療資機材
日本赤十字社が提供する医療資機材は基礎保健緊急対応ユニット (Basic Health Care Emergency Response Unit: BHC ERU*)と呼ばれ、入院を伴わない簡単な手術や内科系疾患に対応する診療所として必要な物品を備えています。最大4カ月間、外部からの支援なく医療活動が続けられるように、浄水機や発電機、テント、また近く冬を迎える南半球チリへ向け暖房機も備えています。被害を受けた医療施設の近くに設置して現地の方々に活用して頂くために緊急輸送します。
(写真)熊本赤十字病院から海外へ輸送するために成田へ運ばれた資機材。3月4日、日通物流センター
日赤のBHC-ERU資機材:10.3t/80.3㎥/約8,200万円相当
主な物品:聴診器、点滴器具、メス、はさみ、包帯など内科・外科の医療器具、おむつ、体重計など母子保健に関する医療器具、浄水機、タンク、暖房機、テント、簡易トイレ・シャワーなど。
* 緊急対応ユニット(Emergency Response Unit:ERU)は、緊急事態や大規模災害発生時に必要とされるサービス提供のために各国赤十字社・赤新月社が整備している訓練された専門家チーム及び資機材の総称です。現在、16カ国で10種類42機のERUが設備されており、緊急時には、国際赤十字・赤新月社連盟の調整の下、これらのERUが集まり総合的な救援活動を行います。
■本件に関する問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 浦、津村、中丸、松本
TEL :03-3437-7071 / 090-7820-2186