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プレスリリース
ハイチ大地震、日赤医療チーム帰国報告会を開催します
10/02/17
日本赤十字社は、1月17日から派遣した医療チーム第1班の帰国に際し、1カ月間にわたる活動の内容や今後の課題を、独自に撮影した最新の映像とともにご説明させていただく報告会を開催します。
第1班は、ポルトープランスで約15,000人が避難生活を送るキャンプの隣に、1月24日からテント型の診療所を開設。皮膚移植の手術を含め、1日約100人前後、2月11日までに計1,363人の患者を診療しました。
避難生活が長引き、感染症が懸念される中、2月6日からは現地の赤十字社らとともにキャンプ内で予防接種キャンペーンを実施、6日間で13,185人に破傷風、ジフテリアなどの予防接種を行いました。
第1班の帰国後は、2月13日と21日(予定)に出発した医療チーム第2班が活動を引き継いでいます。ポルトープランスでの活動は、徐々にハイチの医療スタッフによる運営へとシフトしていますが、新たに、各国政府やNGOが撤退したレオガンでの活動が加わっています。
報告会では、医療スタッフによる現地の活動報告に加え、ハイチを含めこれまでに数々の災害救援に携わって来た日本赤十字社の粉川直樹が、今後の復興に向けた課題についてお話させていただきますので、この機会にぜひ、ご取材下さいますよう、お願い申し上げます。
■報告会の概要
【日程】2月23日(火)午前10時30分~11時30分
1.赤十字の支援概要 (独自の最新映像と共に)
2.医療チームによる活動報告
3.復興に向けた課題
4. 質疑応答
【場所】日本赤十字社 2階、視聴覚室 地図⇒こちら
※お手数ですが、準備の都合上2月22日(月)午後5時までに下記連絡先へお申し込みください。
■赤十字の活動概要
ハイチでは全国で約1万人のハイチ赤十字社のボランティア、また世界中の赤十字社・赤新月社から600人以上の救援スタッフが集まり大規模な緊急救援活動を行っています。国際赤十字・赤新月社連盟(本部ジュネーブ)は約183億円3年間の支援を計画しています。
日本赤十字社は、地震発生直後13日夜に状況調査のため職員1名を派遣、1月16日に日本赤十字社社長で連盟会長の近衞忠煇が現地に向け出発、1月17日医療チーム第1班が出発、2月13日に第2班が出発しました。これまでに累計25名を派遣、現在も21名が支援活動を行っています。
日赤医療チームは、基礎保健緊急対応ユニット* (Basic Health Care Emergency Response Unit: BHC ERU)と呼ばれ、最大4カ月間、外部からの支援なく医療活動が続けられるように、浄水機や発電機、テント、食料などを備えた資機材(約12t)と、医薬品(約1t)も運び込んでいます。
* 緊急対応ユニット(Emergency Response Unit:ERU)は、緊急事態や大規模災害発生時に必要とされるサービス提供のために各国赤十字社・赤新月社が整備している訓練された専門家チーム及び資機材の総称です。現在、16カ国で10種類42基のERUが設備されており、緊急時には、国際赤十字・赤新月社連盟の調整の下、これらのERUが集まり総合的な救援活動を行います。今回は7種類21基のERUが出動している、赤十字ERU史上最大の救援活動です。
■報告者プロフィール
【医療チーム】派遣期間:1月17日~2月21日
1.岡村直樹(医師)熊本赤十字病院
派遣歴:スマトラ島沖地震津波05年、ジンバブエコレラ救援08年など
ハイチでは、第1班外科医として治療の中心的役割を果たした。
2.関塚美穂(看護師)名古屋第二赤十字病院
派遣歴:イラン地震04年、インドネシア保健医療支援05年、タンザニア難民支援08年
診療所内での診察と予防接種キャンペーンを担当。
3.山田悌士(技術)名古屋第二赤十字病院
派遣歴:イラン地震03年、スマトラ04年、ジンバブエコレラ救援08年など
テント設営、浄水機や発電機の設置、その他ハード面のメンテナンスを全般に担当。
4.森 正尚 (事務管理)日赤大阪府支部
派遣歴:インド地震01年、イラン地震04年、ミャンマーサイクロン08年など
現地スタッフの雇用、ロジスティクス(必要物資の調達、輸送確保)などを担当。
5.五島三保子(広報/通訳)日赤本社
派遣歴:カンボジア97年、コソボ99年、アフガニスタン02年、ヨルダン紛争犠牲者支援03年、ジャワ島中部地震(救援~復興)2006年など
フランス語通訳、メディア対応を担当。
【本社職員】派遣期間:1月16日~2月1日
6.粉川直樹(日赤代表として外部との活動調整を行う)日赤本社、国際部参事
派遣歴:カンボジア79年以後、ソマリア、ネパール、などに駐在。エルサルバドル地震01年、イラン・バム地震03年、スマトラ04年、中国四川大地震、ミャンマーサイクロン08年など数々の被災地で緊急救援に携わる。06年~07年は国際赤十字アジア大洋州地域事務所で災害対応部長として勤務。ハイチでは、日赤医療チームの活動場所の選定にあたり各方面との交渉を行った。
■本件に関する問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 松本、浦 TEL :03-3437-7071 FAX :03-3437-7091