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プレスリリース

186の国と地域が加盟する「国際赤十字・赤新月社連盟」のトップをめざす

09/11/10

近衞忠煇社長が赤十字の会長選挙に立候補
選挙を前に記者会見を開催します

日本赤十字社は、近衞忠煇(このえ・ただてる)社長(現連盟副会長)が国際赤十字・赤新月社連盟の次期会長選挙に立候補したことを受け、近衞本人から出馬にあたってのご説明をさせていただく記者会見を開催いたします。投票は、11月19日現地時間午前、ケニア・ナイロビで行われる予定で、当選すれば赤十字で初めて、アジアから会長が誕生します。

11月11日(水) 14時~15時 日本赤十字社
 101会議室
内容 :1.立候補にあたり・・・・・・日本赤十字社 社長 近衞忠煇
    2.質疑応答  ※その後の予定もあり、15時にて終了とさせていただきます。
 
■選挙の概要
【日程】11月19日午前(現地時間)から投票。
(11月18日~21日にケニア・ナイロビで開催される国際赤十字・赤新月社連盟総会で)
【形式】連盟に加盟する186社による投票
【候補者】近衞忠煇(日本赤十字社社長)
マリオ・ビラロエル・ランダー(ベネズエラ赤十字社社長、元会長で今回再選を目指している。)
【任期】1期4年間で、憲章上連続2期まで。
翌11月22日より就任。

■国際赤十字・赤新月社連盟とは
日本赤十字社をはじめ、世界186の国と地域にある赤十字社・赤新月社の連合体で、独自の憲章を持つ国際機関です。災害時の国際救援活動をはじめ、世界各地で人道的活動を展開しています。会長は、赤十字全体の方向性を示す役割を担うとともに、国連など様々な国際会議の場で人道支援の見地から発言していきます。
同連盟は紛争下における人道支援活動を行う赤十字国際委員会(ICRC)とともに、1963年にノーベル平和賞を受賞。古くは、赤十字創設者のアンリー・デュナンが、1901年に第一回ノーベル平和賞を受賞しています。

■近衞忠煇プロフィール
 赤十字の創始者アンリー・デュナンと同じ5月8日(1939年)生まれ。学習院大学卒業後、ロンドン大学London School of Economics (国際関係論)留学。1964年日本赤十字社、入社。合計8年間のジュネーブ勤務を含む国内外で赤十字の事業に携わり、2005年4月、日本赤十字社社長に就任。同年11月からは連盟の副会長も兼務。※「衞」「煇」の漢字にご注意ください。

■国際赤十字・赤新月社連盟の活動内容
(International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies)               
1919年 第一次大戦後、米、英、仏、伊、日の五社の提唱により、平時の赤十字活動を推進する国際的な連合体としてフランス・パリに設立
1939年 中立国のスイス・ジュネーブに移転
1994年 国連総会のオブザーバーの地位*を取得
    *赤十字国際委員会(ICRC)、欧州連合(EU)、国際オリンピック委員会、(IOC)、 などもオブザーバーとして投票権は持たないが国連総会で意見を述べることが許されている。
【体制】
ジュネーブの事務局のほか、世界65カ国に代表部を設置。ジュネーブ事務局250人、地域代表部に352人。(内、日赤出向者2名)

【活動内容】
①各社の人道的活動の支援・推進
②各社の連絡調整・事業内容の研究
③各社の設立・発展の促進
④災害時の国際救援活動の調整
・創設以来、災害発生時に2000件以上の緊急支援要請を発しており、1923年の関東大震災への救援金(現在の1400億円相当)は2004年のスマトラ島沖地震・津波災害まで史上最大規模。
・2008年事業費329億5300万円、総数約9000万人以上の赤十字ボランティアなどが、世界各地で保健・福祉事業を実施。

■連盟会長の任務
連盟の会長は、各社の実情に耳を傾け、赤十字全体の方向性を示す役割があります。具体的には、大規模災害が起きた被災地を視察し、必要に応じて現地政府や国際機関などと協議すること、平時からジュネーブや各地域で行われる会議に出席すること、2年に1度の連盟総会、1年に2回の理事会を招集し、議長を務めるなどです。国連本部などで連盟を代表して演説をするなど人道外交活動も重要な任務の一つとなります。

■日本赤十字社からのメッセージ
拡大する貧富の格差、気候変動の深刻な影響、絶えることのない紛争と内乱、そして猛威を振るっているエイズ、マラリア、新型インフルエンザなどの感染症に苦しむ人々の希望と願いを心に留めながら、近衞は立候補いたしました。世界の赤十字の人道支援活動は、日本の皆さまから寄せられるご寄付により支えられています。日本赤十字社では突発的な自然災害や、紛争地への人材派遣、アジア、アフリカでの開発協力事業を行っています。また、日赤の病院や血液事業の現場に各国赤十字社の職員を招聘し日本の技術を習得してもらうなど、赤十字の世界的ネットワークを通じた活動は多岐に渡ります。これからも海外のいかなる状況下でも人間のいのちと健康、尊厳を守る活動を続けていきます。
 
■本件に関する問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 松本、石川  

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