【帰国報告会】南スーダン:高まる人道危機紛争犠牲者救援に携わった日赤看護師

日本赤十字社は、南スーダン共和国で高まる医療ニーズを受け、紛争の犠牲となっている人々を医療面から支援するため、これまで継続的にICRCの外科チームに医師や看護師を派遣。現在、4人が現場で活動中です。
2013年12月に戦闘が勃発して以来、不安定な情勢が続く同国。繰り返される暴力と生活基盤の破壊にともない、国民全体の3分の1にあたる約400万人が国内外に避難を余儀なくされています(2017年7月国連調べ)。戦闘の激化により、今年半年で赤十字国際委員会(ICRC)が受け入れた戦傷患者件数は500件以上にのぼり、すでに昨年一年間の総件数を上回っています。
今回帰国する朝倉看護師は、2016年に続いて二回目の派遣となり、ICRC外科チームの手術看護師として、今年5月から約4カ月間、現地の病院における支援や移動外科チームでの活動を行いました。朝倉看護師が、南スーダンの現状と国際赤十字の取り組みをご報告いたします。

≪ 詳細 ≫

■日   時: 2017年9月8日(金) 15:00から16:00(開場は14:45)

■場   所: 日本赤十字社本社(東京都港区芝大門1-1-3) 1階 クロスラウンジ

■活 動 地: 南スーダン共和国 首都ジュバを拠点とした国内各地

■派遣期間: 2017年5月8日から9月7日まで

■派 遣 者: 朝倉 裕貴(あさくら・ゆうき)/武蔵野赤十字病院 看護師

■派遣者略歴:1980年生まれ。武蔵野赤十字病院 看護師。過去にICRCの要請をうけ、2016年に南スーダン紛争犠牲者医療支援に従事(2016年3月26日~9月25日)。