熊本地震~被災者に寄り添う 「こころのケア班」明日から本格始動

日本赤十字社は明日5月4日より、被災した方の精神的サポートを行うことを目的とした「こころのケア」班を被災地熊本で本格始動いたします。

日赤こころのケア担当員はこれまで医療活動を行う救護班に帯同していましたが、明日からは救護班とは別に「こころのケア班」として、支援を行ってまいります。

日赤は災害発生直後から被災地熊本にて医療救護活動を展開しています。しかし、発災からおよそ3週間たった今は、医療ニーズの減少とともに、急性期の医療救護活動から保健活動としての長期に関わる支援ニーズへと変化しています。避難所生活を余儀なくされている方にかかる精神的ストレスは特に大きく、ストレスを軽減するためのケアが求められています。

「こころのケア班」は、こころのケア研修を受けた看護師や臨床心理士などからなる1チーム5人体制を予定しています。明日から西原村を中心に巡回をスタートします。また、今回の熊本地震では、日赤としては初めて地元の保健師と連携し、DPAT など日赤以外の団体とも協力しながら活動を展開します。

※被災した方の精神的サポートを行う「こころのケア」担当者へのインタビューも可能です。


詳しいお問い合わせは、日本赤十字社広報 担当:佐谷、西山(電話 090-7820-2186)