緊迫するイラクにおける人道活動~現地派遣の赤十字看護師が一時帰国~

日本赤十字社(東京都港区)は、イラク南部のナジャフ県にある赤十字国際委員会(ICRC)事務所に吉田千有紀看護師を派遣しています。

現地で吉田看護師は基礎保健(Primary Health Care)を担当し、医師への教育訓練や医療環境の改善に向けた分析などを行っています。

一時帰国にあわせて報告会を開催します。今回の報告会は、現地の従来の医療活動に加え、昨今の戦闘激化で行き場を失った難民への支援など赤十字の最新の活動状況を語ります。是非この機会に取材にお越しください。

イラクは、1980年に始まったイラン・イラク戦争から34年間にわたり断続的に紛争が続いており、長期化する紛争が及ぼす人びとの生活面への影響は深刻です。さらに、昨年12月から激しさを増す一方の政府軍と武装組織の戦闘は、北部の都市モスルから南下して拡大を続け、80万を超す人びとが安全な場所を求めて、避難を余儀なくされています。家を追われた人びとは、避難先でも毎日の生活に必要な食料や水、保健・医療サービスを得ることが困難な状況です。

国際赤十字は従来より、ナジャフ県で医療活動、地域保健、水・衛生設備の提供、保護活動、人道法の普及を行っています。

1.帰国報告会

(1)日時: 平成26年6月27日(金)14時~15時
(2)場所: 日本赤十字社 本社1階 クロスラウンジ(東京都港区芝大門1-1-3)

2.派遣内容

(1)派遣者: 日本赤十字社和歌山医療センター 看護師長 吉田千有紀(よしだ ちゆき)
(2)事業名: イラク紛争犠牲者救援事業
(3)活動地: ナジャフ県
(4)派遣期間: 平成25年11月23日から平成26年11月末(予定)