シリア難民救済のため初めて医師を派遣します~ヨルダン・アズラック難民キャンプ~

シリア国内紛争は3年を超え、死者は十数万人に達するなど、人道危機は悪化の一途をたどっています。国際赤十字は、各国の赤十字・赤新月社と協力し、650万人のシリア国内避難民や近隣諸国への270万人もの避難民の対応にあたっています。

隣国のヨルダンには、約60万人が避難しており、既存の難民キャンプだけでは受け入れきれなくなったため、今年4月末、アズラックに難民キャンプを新設しました。

この難民キャンプには、既に約7,000人が避難していますが、今後さらに増加することが予想されており、24時間体制で医療を提供できる病院の設置が求められています。

こういった現状に対して、国際赤十字では、同難民キャンプに、病院ERU(※)を立ち上げることとし、現在、カナダ、ドイツなどの赤十字社からなるチームが6月末の開設に向けて作業を進めています。病院ERUは大規模手術、入院を含む総合医療が24時間体制で対応可能になります。

日本赤十字社は、国際赤十字の要請を受け、今まで11回の国際救援の経験のある鈴木隆雄医師(64歳)を派遣し、シリア難民の救援活動を行います。

鈴木医師は6月10日(火)22:30に成田空港から出発します。ぜひご取材ください。

1.派遣概要

(1)派遣者: 鈴木隆雄(すずき たかお) 麻酔科 医師 熊本赤十字病院 国際医療救援部長
(2)派遣期間: 平成26年6月10日(火)から1カ月の予定
(3)フライト情報: 6月10日(火)成田空港 22時30分発
カタール航空 QR 807便(ドーハ行き)

※病院ERUとは、「Hospital Emergency Response Unit」と呼ばれ、大規模手術、入院を含む総合医療に対応する緊急対応ユニットです。

最長4カ間、外部からの支援なしで医療活動が継続できるように、病棟、手術室、浄水器や発電機、食料などを備えた資機材も併せて輸送されています。

2.成田空港での取材

出発前に以下の要領で取材いただけます。

取材時間: 6月10日(火)20時00分~20時30分
取材場所: 第2ターミナル カタール空港チェックインカウンター(J)付近
(日本赤十字社のロゴマークを目印にご参集願います)

取材をご希望の場合は、10日(火)15時までにお電話でお申込み願います。

3.救援金の募集

必要とする活動資金がまだまだ不足しています。日本赤十字社ではシリア救援金を募集しています。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

  • 金融機関 郵便局・ゆうちょ銀行
  • 口座番号 00110-2-5606
  • 口座名義 日本赤十字社 ※通信欄に「シリア救援」とご記入ください。
  • 受付期間 平成26年9月30日(火)まで