日朝赤十字会談の概要について

3月19日から20日にかけて中国瀋陽市で開催された日朝赤十字会談の概要は、下記のとおりです。

今回の会談は3月3日に瀋陽で行われた日朝赤十字会談のフォローアップとして、戦後未解決の人道上の問題である日本人遺骨問題につき、日朝双方で改めて真摯に協議。

会談には前回の参加者に加え、朝鮮赤十字会側からは国土環境保護省や日本人遺骨の問題に関与してきた専門家が、そして、日本側からは戦没者遺骨問題に知見を有する厚生労働省が同席。実務的観点を踏まえた話し合いを実施。

朝鮮赤十字会側からは、政府の土地開発政策や個人の土地利用の観点から、日本人の遺骨をどのように扱うかが課題となっている点について詳細な説明があり、日本側は注意深くこれを聴取。

日本赤十字社からは、4月中頃から再開される今年の墓参が円滑に実施されることへの期待を表明。これに対し朝鮮赤十字会側は、前向きに対応したいと返答。

両者は今次協議を踏まえ、双方で持ち帰って協議し、今後の取り扱いにつきフォローアップしていくこととなった。その上で、今後然るべきタイミングで改めて、日朝両赤十字社並びに政府関係者を交えた話し合いを行う必要があるとの認識で一致。