【フィリピン中部台風から3カ月】帰国報告会および救援金寄付者への報告会

11月8日にフィリピン中部を直撃した台風30号(英語名:Haiyan)の深刻な被害に対して、日本赤十字社は保健医療チームを派遣し、セブ島北部で救援活動を行ってきました。保健医療チームは無医村の1つであるマヤ村に仮設診療所を開設するとともに、19の村々を巡回診療し、人口8万6千人の村々を対象に活動を行い、延べ4,100人を超える被災者に対して診療を行いました。発災から3カ月が経過し、救援フェーズは終盤を迎え、日赤の活動する地域でも住宅の再建をはじめ、復興に向けた動きが進んでいます。

このたび、医療チーム第3班が約1カ月間の活動を終えて帰国することから2月13日(木)報告会を下記のとおり行います。

■日時:2月13日(木)15:00~16:00 ※受付 15:00~

■場所:日本赤十字社(港区芝大門1-1-3)301会議

また、「フィリピン台風」向けには2月6日現在、約14億7,000万円(速報値)の救援金の寄付がありました。 救援活動の報告および、今後の復興に向けての計画について 下記のとおり寄付者(ドナー)向け報告会を行います。是非、ご取材ください。

■日時:2月20日(木)13:30~14:30
※受付 13:00~

■場所:日本赤十字社(港区芝大門1-1-3)
201会議室

※救援金は、国際赤十字・赤新月社連盟とフィリピン赤十字社が実施する台風で被災した地域の救援・復興事業を支援するために使用されます。

日本赤十字社の活動

無医村に仮設診療所と予防活動

日赤の医療チームが活動したダンバンタヤン郡は、レイテ島のような高潮の被害こそなかったもの、暴風雨のため、9割の家屋が全半壊し、生活基盤のほとんどが破壊されてしまいました。被災前から医療インフラも十分に整っておらず、郡の病院のほかに診療所2カ所、医師1人、看護師1人で人口8万6千人の村々をカバーせざるを得ない状況でした。
日赤は被災地を綿密に調査し、フィリピン赤十字社や地元自治体とも協議を重ね、無医村の1つであるマヤ村に仮設診療所を設置した他、近隣地域の巡回診療、心のケア、現地の医療従事者やボランティアに対して保健知識の研修を行いました。今後も被災地において復興に向けた支援を継続していきます。

国際赤十字の活動

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)および赤十字国際委員会(ICRC)は、各国赤十字社に支援を呼びかけ、日本赤十字社はこれに応えてそれぞれに1千万円(計2千万円)を拠出しました。

  • 救援活動に動員したボランティア:6233人
  • 食糧配布:113万6385人
  • 義援金配付:1万4845世帯
  • 安全な水の供給:75万7500世帯
  • ビニールシート配布:4万465世帯
  • 衛生キットの配布:21万5915人
  • こころのケア:2万7723人
  • 安否調査:3万3931件

■本件に関するお問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 堀口、鈴木、田坂