フィリピン台風災害 医療チーム第3班(最終)を派遣

日本赤十字社の医療チームは、昨年11月13日にフィリピンに入り、セブ島最北部のダンバンタヤン郡で11月20日から医療活動を行っています。この度、12月17日から活動している第2班に代わって、下記のとおり第3班を派遣します。
日本赤十字社の現地での医療活動は、このチームをもって終了する予定です。
メンバーは1月8日(水)14:25に成田空港から出発しますので、ぜひご取材ください。

1.第3班 派遣メンバー

①藤城 貴教(ふじき たかのり)医師(チームリーダー)清水赤十字病院(北海道)
②古宮 伸洋(こみや のぶひろ)医師 日本赤十字社和歌山医療センター
③藤田 容子(ふじた ようこ)※1 看護師長 日本赤十字社医療センター(東京)
④梅野 幸恵(うめの ゆきえ)看護師 武蔵野赤十字病院(東京)
⑤川嶋 妙子(かわしま たえこ)看護師 日本赤十字社医療センター(東京)
⑥ペティート タク 事務管理要員 日本赤十字社千葉県支部
⑦青木 達矢(あおき たつや)事務管理要員 武蔵野赤十字病院(東京)
⑧黒田 彰紀(くろだ あきのり)技術要員 熊本赤十字病院
⑨石原 健志(いしはら たけし)技術要員 大阪赤十字病院

2.派遣期間:平成26年1月8日(水)から2月11日(火)までの予定

(※1)③の藤田容子のみ1月20日(月)からの派遣となります。

3.フライト情報:1月8日(水)成田 14時25分発 フィリピン航空 433便セブ島行き

4.成田空港での取材

出発前に以下の要領で取材いただけます。
(1)取材時間:1月8日(水)12時00分~12時20分
(2)取材場所:第2ターミナル 3階国際線南側出発口前
(赤十字マークを目印にご参集願います)

取材をご希望の場合は、当日10時までにお電話でご連絡ください。

このリリースについてのお問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 堀口、松野、千葉

(参考)フィリピン台風災害における日本赤十字社の医療活動

仮設診療所で住民を診察する医師

日本赤十字社の医療チームは、昨年11月13日にフィリピンに入り、セブ島最北部のダンバンタヤン郡で11月20日から医療活動を開始しました。無医村の1つであるマヤ村に仮設診療所を開設するとともに、19の村々を巡回診療しています。

無医村に仮設診療所と巡回診療

ダンバンタヤン郡は、レイテ島のような高潮の被害こそなかったものの、9割の家屋が全半壊し、生活基盤のほとんどが破壊されました。

被災前から医療インフラも十分に整っておらず、郡の病院のほかに診療所2カ所、医師1人、看護師1人で人口8万6千人の村々をカバーせざるを得ない状況です。

日赤は海外での災害発生に備え、「基礎保健ERU(Emergency Response Unit)」※を保有しており、訓練を受けた人材が最も有効に活動できる場所を綿密に調査。フィリピン赤十字社や地元自治体とも協議を重ね、無医村の1つであるマヤ村に仮設診療所を設置しました。そこを拠点に地域内の19の村々へ巡回診療も行い、延べ2,292人(12/30時点)を診療しています。

  • ※「基礎保健ERU(Emergency Response Unit)」
    外来患者に対する簡単な手術を含む基礎的な治療、母子保健、地域保健、予防接種、栄養状況の観察などの支援ができる仮設診療所と資機材。赤十字の医師、看護師、事務職員など計11名で構成される保健医療チームが平時から訓練を行っています。

公衆衛生や予防に関する知識の普及と教育

この地域は、例年台風が通過し、そのたびに被害を受けていますが、健康や予防に関する基礎知識を普及することで、自分たちで健康管理を行い、次の災害に備えることができます。

そのために、地域保健の専門家(医師)が、各村で中心的役割を担う助産師(村の保健センターの管理者)やヘルスケア・ワーカー(健康管理を行うボランティア)に教育研修を行い、今後起こり得る災害へ地域全体で対応できるように知識と技術を伝えます。