出産をアフリカ支援について考えるきっかけに~企業とのコラボプロジェクトがスタート

事業実施地域のケニア・ガルバチューラ。首都ナイロビから750㎞北東に位置し、医療へのアクセスは極めて困難

アフリカの母親と乳幼児を支援するために、日本赤十字社は、住友商事株式会社と「産休サンキュープロジェクト」を、2013年6月、本格始動します。本プロジェクトは、日本の各企業で産休や育休を取得する社員の家庭に生まれる子どもの数と同数のアフリカの母子を守ろうというコンセプトで、誕生した赤ちゃん一人につき1500円を寄付し、アフリカで妊娠・出産を迎える母親と子どもたちの命を守る母子保健事業を支援します。

アフリカのサハラ地域以南では、妊娠や出産で命を落とす女性が年間16万人、そして5歳未満の乳幼児死亡数が337万人と事態は深刻です。その原因には、医療へのアクセス不足、非衛生的な環境での出産、はしか・マラリア・下痢などの計画的な予防接種や安全な飲み水の確保などで予防することができる病気が挙げられます。

毎年、社員の家庭に約200人の新生児が生まれる住友商事では、「わが子の誕生を機に、職場で支えてくれる同僚や上司への感謝の気持ちに気づいたり、広く世界の実情に目を向け社会的課題の解決について考えてほしい」という思いから、「産休サンキュープロジェクト」が企画されました。

寄付は、ウガンダでは出産に必要な用具が揃ったママバッグの購入に、そしてケニアでは医療へのアクセスが困難な地域への巡回診療の費用に充てられます。また、同じ親という立場での目線を大事にしてもらおうと、日本赤十字社では、支援事業の進捗具合や受益者たちの声、出産や育児の様子を定期的に住友商事へ報告し、支援してくださった住友商事の社員とアフリカにいる同世代の親が一緒に課題解決に向けて取り組めるような環境づくりに取り組みます。

今後は、住友商事だけでなく、他の企業にも本プロジェクトを普及していく予定です。是非本プロジェクトについてご取材ください。

本件お問い合わせ先
日本赤十字社企画広報室 田坂 電話:03-3437-7071