5/29「いわてこどもケアセンター」記念プレート除幕式へのご案内

日本赤十字社は、岩手県からの要請を受け、クウェートから寄せられた海外救援金約1億3,700万円を財源に、東日本大震災でストレスを抱えた子どもを支える「いわてこどもケアセンター」の施設整備および医療機器等の整備を支援しました。

同センターは今月8日に岩手医科大学矢巾(やはば)キャンパス内に完成。5月29日(水)にクウェート大使出席のもと「クウェート国との友好記念プレート除幕式」が開催されますので、ぜひご取材ください。

東日本大震災で家族や友だちを亡くした喪失体験、地震・津波による恐怖体験が子どものこころの健康に大きな影響を及ぼしていることから、岩手県では平成23年度より宮古、釜石、大船渡の3地区に「子どものこころのケアセンター(地域ケアセンター)」を設置し、医師を派遣して診療にあたってきました。しかし、当該センターの受診児童の約9割が未就学児、小学生、中学生であることから長期的なケアが必要との声があがっていました。

これまで、既存の3地区のセンターはそれぞれ週一回程度のカウンセリングに取り組んできていましたが、同センターは常設となることから、今後、中長期で専門的なケアが行われることが期待されています。

記念銘板除幕セレモニー概要

日 時: 平成25年5月29日(水)11:00~
場 所: 岩手医科大学矢巾キャンパス(紫波郡矢巾町西徳田2-1-1)マルチメディア教育研究棟内
参加者: クウェート国大使 アブドゥル・ラーマン・アルオタイビ
岩手県知事 達増 拓也
岩手医科大学理事長 小川 彰
日本赤十字社 東日本大震災復興支援本部長 竹内 賢治 ほか
式次第: 11:00~ 記念銘板 除幕、来賓祝辞、岩手医科大学理事長挨拶
11:20~ 施設見学
11:30~ 記者会見

いわてこどもケアセンター概要

設置場所: 岩手医科大学マルチメディア教育研究棟 1階
診察室のほかセラピールーム、プレイルーム、アクティビティルームなどを整備
開所日: 平成25年5月8日(水)
機 能: (1)宮古、釜石、大船渡の地域ケアセンターへの医師の派遣および診療
(2)内陸部に居住する震災ストレスを抱える子どもの診察
(3)児童精神科医の確保・育成、小児科医や支援者への研修等
スタッフ: 精神科医、臨床心理士、保育士、精神保健福祉士など、約20名が常駐

クウェートからの支援

東日本大震災の被災地復興支援のため、平成23年10月、クウェート政府から原油500万バレル(約400億円相当)が日本政府に寄贈され、日本赤十字社を通じ、被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県に被災規模や原発事故対応等を総合的に勘案して配分されました。

配分された救援金は、地域基盤の復興をはじめ、医療、教育、福祉・介護といった分野から、農林水産業の復興、雇用創出、原発事故の被災者支援など、各県が独自に行う事業に充てられています。

また、平成24年7月19日には、原油による支援とは別に約1億5,700万円が日本赤十字社に寄せられ、そのうち約1億3,700万円が当該ケアセンターへの支援に充てられています。

■本件に関する問い合わせ先
日本赤十字社企画広報室 鈴木、田坂