知っていますか? 赤十字マークの本当の意味~誤使用の防止にご協力ください~

「保護の標章」としての赤十字マーク

日本赤十字社は、5月8日の「世界赤十字デー」に合わせ、赤十字マークの誤使用を防止するため、報道機関の皆さまに赤十字マークの正しい意味を周知する活動へのご協力をお願いしています。

赤十字マークには、2つの意味があります。

1つは、「保護の標章」といって、紛争地域などで掲げる人や施設、車両が傷病者を救護する中立の立場であること、尊重され保護される対象であることを示すもので、絶対に攻撃してはならないとジュネーブ条約(194カ国が締約)で定められ、世界共通の約束となっています。

「表示の標章」としての赤十字マーク

もう1つが「表示の標章」。

平時から赤十字に関係する人や施設、物、または赤十字が使用を許可したものに使います。

「赤十字標章および名称等の使用の制限に関する法律」(昭和22年12月10日法律第159号)で使用を制限され、違反すると6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

赤十字マークの誤使用例

日本赤十字社では、ホームページやパンフレットなどで注意喚起し、誤使用を発見した場合は修正などをお願いしていますが、実際には、赤十字と関係のない病院や薬局、市販の救急箱や薬箱・瓶で使われていたり、イラストで病院や薬局を示す「しるし」として使われるなど、誤使用が全国各地で多く見受けられます。

赤十字マークは、いざというときに国民一人ひとりの命を守るマークです。報道機関の皆さまには、番組や記事でのご紹介など、周知活動にお力添えをいただきたく、何とぞよろしくお願い申し上げます。

※スポーツ大会など大勢が集まる場での救護所など、例外的に使用を認める場合があります。詳しくはこちらをご覧ください