アジア大洋州22の国および地域の青少年と国際問題・社会問題について考える~青少年赤十字国際交流集会開催~

前回2010年度の模様

紛争、災害、貧困、劣悪な衛生環境、薬物中毒、いじめなどの社会問題を切り口に、人間の尊厳について考えようと、アジア大洋州の赤十字で活動する若者たちが一堂に会する「青少年赤十字国際交流事業」が11月15日から東京、御殿場などを会場に下記のとおり開催されます。

普段、身近に感じることのない国際問題、社会問題であっても、同年代の口から問題提起されることで、他国や脆弱な環境にいる人たちのことを思いやるきっかけをつくることを目指した青少年赤十字国際交流事業。青少年たちの交流をぜひご取材ください。

1.取材ポイント

(ア)
11月24日(土) 13:15~16:45 (青少年赤十字国際交流集会の一部)
グループワークによる「人間の尊厳」の探求
赤十字国際委員会(ICRC)東アジア地域担当青少年向け人道法普及プログラムのアドバイザー、スクデーブ・シン氏を講師に迎え「人間の尊厳が脅かされているのはどのような時か」「もっとも脅かされているのは誰か?なぜ?」「人間の尊厳を守るために青少年にできることは何か」について考える。

(イ)
11月24日(土) 19:30~20:45 (青少年赤十字国際交流集会の一部)
青少年赤十字活動紹介
福島県のメンバー4人が、「ふるさとを守る」をテーマに、福島県産作物の安全アピールなど、福島県で実施している活動について紹介する。

(ウ)
11月23日(金)~11月26日(月) (青少年赤十字国際交流集会全体)
各国の参加者が自国での活動内容や課題と感じていること、他の赤十字の仲間と解決したいと思う問題についてそれぞれプレゼンし、参加者全員で行動計画をまとめる。

場所: YMCA東山荘
〒412-0024 静岡県御殿場市東山1052 Tel:0550-83-1133
(最寄駅は御殿場駅。駅から会場までタクシーで10分。)

2.青少年赤十字国際交流事業について

1970年(昭和45年)に開かれた東南アジア・太平洋地域青少年赤十字国際セミナー「こんにちは‘70」以後、継続されている事業。海外の青少年赤十字(注)メンバーを日本に招聘し、自国での活動内容をはじめ、互いの文化や災害・貧困などについて理解を深め合う。遠く離れた地にいる赤十字理念を共有する仲間と、一つのテーマについて意見交換を行いながら、問題解決のためにどのような活動ができるかをみんなで考え、答えを導き出すことで、国際赤十字の連帯感を深める機会とする。

今年は、アジア大洋州22の国および地域のメンバーが11月14日から2週間の予定で来日し、前半は日本赤十字社の支部を訪問する。各支部の活動に参加するほか、ホームステイや地元の中学校・高校訪問を通じて異文化交流を体験する。23日からは、静岡県御殿場市で日本のメンバー100人と寝食を共にして、紛争や環境破壊、いじめにいたるまで、国際社会および国内社会問題をテーマに挙げ、問題解決のために赤十字のメンバーとして何ができるのか、人間の尊厳と関連付けて議論を重ねる。

(注)青少年赤十字・・・保育所から高校までの学校1万校が加盟し、登録者数が200万人を超える日本国内でも最大規模の青少年組織。
児童や生徒が赤十字の理念に基づき、世界の平和と社会福祉に貢献できるよう、日常生活の中で地域社会や世界のために奉仕し、世界の人々との友好親善を図る精神を育成する。

3.全体日程

  • 11月15日 開会式/オリエンテーション<於:本社>
  • 11月16日~11月22日 日本赤十字社の支部にて研修(学校訪問、ホームステイなど)<於:支部>
  • 11月23日~11月26日 青少年赤十字国際交流集会(日本のメンバーと交流。紛争・環境破壊・いじめなどさまざまな問題に何ができるか考える。)<於:日本YMCA同盟国際青少年センター東山荘>
  • 11月27日 閉会式<於:本社>

4.参加国(22の国および地域)

アフガニスタン、インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、ネパール、パキスタン、パプアニューギニア、バングラデシュ、フィリピン、東ティモール、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス (五十音順)
各国の赤十字で活動する13歳から22歳までの青少年赤十字メンバー44人が参加。

5.参加者の声

  • パキスタンから参加する16歳の女子生徒・・・自国の若者はテロリズム、政治不安、教育システムの問題に直面している。まず、なによりも教育環境の改善が施されなければ将来を担える若者が育たない。その点について赤十字としてできることについて話し合いたい。
  • 香港から参加する15歳の女子生徒・・・自国では紛争、貧困問題、自然災害などを身近に感じることがないが、そういった問題を抱える国の青少年たちがどのような活動しているのかを知り、視野を広げたい。

ご取材いただける場合は、下記までご連絡ください。

お問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室
Tel:03-3437-7071(直通) Fax:03-3432-5507