浪江町の避難者の健康調査を開始します(いわき市)

平成24年9月本事業の協定書を結んだ馬場浪江町長(左)と高田日本赤十字看護大学長

日本赤十字社は、福島県浪江町からの依頼を受け、平成24年10月15日より「いわき市内に避難している浪江町民の健康調査」を開始します。昨年の東京電力福島第一原子力発電所事故後、浪江町の役場は二本松市に設置されましたが、多くの方々がいわき市内でも避難生活を送っているため、行政サービスが十分にいきわたらず、特に借上げ住宅にお住いの方々は住民同士が集う場も少なく、孤立しやすい状態となっています。

避難生活を送る方々に適切な保健衛生サービスや必要なケアが提供されるためには、まず健康状態の把握が急務であることから、1年間の予定で、日本赤十字社と日本赤十字看護大学の看護師・保健師が約2,000名の方々を戸別に訪問し、こころのケアと合わせ聞き取り調査を行います。調査結果は、健康に関するニーズを整理し浪江町に提供します。

浪江町が将来的に町民の健康の維持・増進のためのシステムを構築させていくこと、また、避難されている方々の孤立化を防ぎ、コミュニティ作りの手助けになることが期待されます。

事業名: いわき市内に避難している浪江町民の健康調査等支援事業
期間: 平成24年10月15日~平成25年9月30日まで
体制:
事務所: いわき市内浪江町民健康調査事業日赤事務所(福島県赤十字血液センターいわき出張所内)
駐在者: 看護師1~2名、事務員1名
調査方法: 赤十字病院および日本赤十字看護大学から派遣される看護師・保健師などが
2人1組となり、浪江町から提供される名簿をもとに戸別訪問による聞き取り調査を行う。

本件に関するお問い合わせ先
日本赤十字社 企画広報室 松野・松本 TEL:03-3437-7071