中国大地震から5月12日で4年:復興までの日々を見守り続けた日赤職員

綿陽市育紅小学校の竣工式を子どもたちと祝う位坂職員。2010年9月1日

9万人近い死者・行方不明者を出した中国大地震から5月12日で4年を迎えます。日本赤十字社は発災直後から被災者の生活支援や、学校、病院の再建を支援しています。被災地は着実に復興の道を歩んでおり、日本赤十字社が支援するすべての再建施設が2012年末までに完成を迎える予定です。

2008年10月から2011年12月まで四川省成都に駐在した位坂(いさか)職員は、「中国大地震の復興支援に携わってから3年半あまり、日本からの支援と友情を届けるために被災地を訪れ、そして出会った被災者は数万人におよびます。日本赤十字社の支援事業を通じて日本と出会った被災地の人びとが、これから出会う日本人に『あの時はありがとう』と笑顔で語りかけてくれることを願いつつ、残る事業の完成を目指しています」とこれまでの道のりを振り返ります。

中国大地震4周年にあたり、日本赤十字社の復興支援事業についてご関心がある方は日本赤十字社企画広報室までご連絡ください。

(注)位坂職員は2011年12月まで四川省駐在、現在は北京駐在。

中国大地震へお寄せ頂いた救援金額 総額51億7,489万円の使途

緊急救援

緊急救援事業:8億8,807万円
被災した9,400世帯にテント、5万世帯に衛生用品、4万世帯に食糧を配付

復興支援

被災者の越冬支援:3億1,346万円
被災者約8万2,000人に布団や防寒衣類などを配付
学校再建:11億4,065万円
被災した30校の学校再建を支援
医療施設の再建:7億8,707万円
被災した病院41カ所、診療所48カ所の再建を支援
住宅再建:17億2,031万円
約2万世帯に住宅再建費用の一部を支援
生計再建:1億4,630万円
収入向上のための職業訓練や小規模融資を支援
救援物資の備蓄:4,158万円
アジア太平洋地域倉庫に救援物資を備蓄
職員派遣:5,000万円
事業の進捗を管理する駐在員の派遣
事業管理費:8,745万円
事業運営や救援金管理、広報活動に要する経費