赤十字マークは攻撃から医療を守る「保護の標章」紛争地での医療を武力攻撃から守れ

赤十字マークは本来、戦時中に負傷した人や彼らを救護する軍の衛生部隊や医療要員を、攻撃から保護する意味を持っています。

紛争地域等でこのマークを掲げている病院や医療要員などには、絶対に攻撃を加えてはなりません。このことは、194ヶ国※が締約しているジュネーブ条約に明記されているにもかかわらず、医療施設とそのスタッフ、患者をターゲットとする攻撃や暴力は世界の紛争地で後を絶ちません。

今年1月シリアでは、赤新月社のマークをつけた車で移動していたシリア赤新月社事務局長が殺害されました。命を救う病院や救急車、そして医療要員への攻撃は、そこで救われるはずだった患者の生命に影響を与える深刻な問題です。

赤十字国際委員会(ICRC)は、この、重大でありながらあまり知られていない「医療への攻撃」の改善を目指し、昨年8月から「Health care in dangerキャンペーン」を始動しています。2015年までの4年間、各国赤十字社・赤新月社と共に世界各地でさまざまな取り組みを展開し、紛争下での医療が、より公平で効果的に、かつ安全に提供できるよう努めます。

また、海外のみならず、日本国内でも、赤十字マークが医療を示すマークであるとの誤認に基づく間違った使用例が多く見受けられます。

ICRCと日本赤十字社は、5月8日の「世界赤十字デー」に合わせ、Health care in dangerキャンペーンと正しい赤十字マークへの理解と普及に皆さまのご協力をいただきたく、ブリーフィングを開催いたします。当日は、キャンペーンの内容と、実際に日本国内であった赤十字マークの誤用例もご紹介します。万障お繰り合わせの上、ご参加ください。

(※ジュネーブ四条約締約国数 2011年8月末時点 外務省ホームページより)

タイトル: 赤十字国際委員会・日本赤十字社 合同 記者向けブリーフィング
日時: 2012年4月26日(木) 14時30分-15時30分
会場: 日本赤十字社 本社301会議室(3階)
東京都港区芝大門1-1-3
・都営地下鉄三田線御成門駅A3 出口より徒歩3分
・都営地下鉄浅草線、大江戸線大門駅A6 出口より徒歩5分

アクセスマップ http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/honsha_annaizu220804.pdf

お申し込み・お問い合わせ:日本赤十字社 企画広報室