ミャンマーサイクロンから5月2日で4年:約14億円の支援で学校、住宅などが再建

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民主化や経済改革が進むミャンマー。4年前の2008年5月2日~3日未明にかけて襲った大型サイクロン・ナルギスでは、死者行方不明者13万人という大きな被害を受けました。日本赤十字社は、日本の皆さまから寄せられた海外救援金約14億円を活用し、救援物資の配付や学校、住宅の再建などの支援事業を展開し2011年7月までに完了しました。皆さまからのあたたかいご支援、ありがとうございました。

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再建を支援したピャッポン・タマン小学校の新しい校舎で、授業を受ける子どもたち。顔に塗っているのはタナカというミャンマー式のお化粧。© Masako Imaoka/ MRCS/ JRCS

一方、東日本大震災の後には、ミャンマー赤十字社から「国民はみな心を痛めています」というメッセージと共に約430万円の救援金を寄せていただきました。
ミャンマーの復興支援事業を報告する特設サイトを開設しています。ぜひご覧ください。

ミャンマーサイクロンへお寄せ頂いた救援金額 計14億2,915万円 の使途

緊急救援

救援物資、輸送費他:4億5,054万円
布、ビニールシート、蚊帳、衛生用品、台所用品、水タンクなどを空輸し輸送の後方支援を実施

職員の派遣等:3,937万円

復興支援

生計再建:1億5,449万円
肥料、家畜、ボートの配付や農道の整備等の雇用機会を提供し収入回復を支援
保健・衛生:8,353万円
地域住民や児童を対象に保健や救急法の知識を普及
住宅再建:1億9,497万円
国際赤十字が再建した個人住宅1万6,000戸のうち、1万戸の再建を支援
災害対応能力の強化:7,314万円
全国20カ所の倉庫およびヤンゴンの中央倉庫を整備
学校再建:3億5,531万円
鉄筋コンクリートの学校60校を再建
職員の派遣等:2,519万円
事務管理要員の派遣(2009年4月~2010年10月)
事業管理費等:5,261万円
事業運営や救援金管理、広報活動に要する事務的経費

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モウさんと天田駐在員

南部のエヤワディ地域のデルタ地帯では、子どもたちが学ぶ場所を失ってしまいました。

赤十字が再建した鉄筋コンクリートの学校に、キン・ミャット・モウさんはとても喜んで通っています。将来は学校の先生になることを夢見て勉強しているモウさん。「学校の支援をしてくださった日本の皆さんも幸せであって欲しい」と笑顔で話してくれました。