宮城県南三陸町に仮設診療所が完成 ~3月27日に竣工式 医療復興の第一歩に~

宮城県南三陸町は、昨年3月の東日本大震災により町内の全ての医療機関(1病院、6診療所)が全壊・流出しました。

発災直後に設置されたコンテナによる応急の診療所は、既に使用開始から1年が経過し、待合室スペースや水道設備がないことなどから早急な対策が求められていました。一方で新たな病院建設には土地の確保などの課題もあり、完成までに時間を要することが予想されます。

そこで南三陸町では、新たな仮設診療所の建設を決定しました。日本赤十字社はこの建設を支援し、昨年11月より5ヵ月の工期を経て、今般、施設が完成しました。

新たな診療所は、今も仮設住宅などで厳しい生活を続けておられる被災者の方々への医療サービスの提供拠点として活用されます。

4月2日より開始される診察に先立ち、以下のとおり竣工式を開催いたします。ぜひ、ご取材いただきますようお願いいたします。

【竣工式の概要】

日時:
平成24年3月27日(火)14:00~15:30

場所:
公立南三陸診療所隣
(宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田56-2 南三陸町総合体育館南側敷地)
プログラム:テープカット、南三陸町長ご挨拶、施設概要説明、施設内部の内覧

【施設概要】

名称:
公立南三陸診療所

場所:
宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田56-2

工事概要:
総事業費約6億円、プレハブ2階建て、延1,628.26㎡
診療室、救急処置室、レントゲン室、医事事務室、訪問看護ステーション等

工事期間:
平成23年11月~平成24年3月

診療科目:
内科、外科、整形外科、小児科、眼科、耳鼻科、皮膚科、泌尿器科、
歯科口腔外科(計9診療科)

職員体制:
39名(医師2名、看護師20名、その他17名)

診療日・時間:
平日(月~金)8:30~17:15

【施設の特色】

新設された仮設診療所はプレハブ2階建ての施設で、これまで使用していたコンテナ型診療所にはなかった待合所や事務所スペースの確保、トイレ等の水回りの整備を行い、車いすの方も受診しやすいようにエレベーターを設置しました。

今後、南三陸町では地域住民への医療サービスをさらに強化するために、早急に入院機能を有する「病院」の再建を目指しています。

【日本赤十字社による医療インフラ再建の支援】

日本赤十字社では、被災した病院の復旧・再建や、地域保健医療の支援、医療の復興に関するさまざまな支援を行っています。これらの活動をとおして、人々が安心して、安全に暮らせる地域の再建を支えて参ります。

*主な医療インフラ再建事業(いずれも宮城県内)

施設名支援内容
石巻市夜間急患センター 仮設診療所設備
公立南三陸診療所
公立志津川病院 病院再建
女川町地域医療センター 改修
気仙沼市立本吉病院

※本事業は、日本赤十字社が行う東日本大震災の復興支援活動のため、世界各国の赤十字社を通じて寄せられた「海外救援金」を財源としています。
国内外の多くの皆さまからお寄せいただいた「義援金」は、全額が被災都道県に設置された「義援金配分委員会」を通じて、被災された方々に届けられています。

※ご取材をされる方は、お手数ですが下記問合せ先に3月26日(月)までにご連絡下さい。

■本件に関するお問い合わせ先
日本赤十字社 東日本大震災復興支援推進本部 小峰・菊池
TEL / 03-6860-7608
当日連絡先TEL / 080-5983-2103(小峰)