肺炎から高齢者を守る無料の予防接種を開始(福島)

日本赤十字社と福島県、福島県内各市町村、福島県医師会は、平成23年11月21日(月)から、福島県内の70歳以上の高齢者の方々全員を対象に、肺炎球菌ワクチンの予防接種を実施いたします。

肺炎は、日本人の死亡原因の第4位であり、特に高齢者の罹患リスクが高い傾向にあると言われます。被災地の高齢者の方々については、慣れない仮設住宅での暮らしや、急激な生活環境の変化等のストレスにより、抵抗力が低下し、感染が懸念されています。

本件は、福島県内各市町村が福島県医師会に委託して実施する、肺炎球菌ワクチン接種の費用を助成し、対象の方々が無料で予防接種を受けられるよう支援するものです。

肺炎球菌は70歳以上の高齢者の市中肺炎で最も多い起炎菌ですが、今回の予防接種に使用されるワクチンは、約90種類の型がある肺炎球菌のうち23種類、割合にして、肺炎球菌による肺炎の約80%に免疫効果があります。

なお、本予防接種は岩手・宮城・福島の3県において実施するものであり、岩手県では11月8日から、宮城県では10月15日からすでにスタートしています。

■「高齢者肺炎球菌ワクチン接種費助成」事業

  1. 事業内容:肺炎球菌ワクチン接種費用を被接種者に代わり日本赤十字社が全額負担
  2. 対 象 者:福島県内に居住する70歳以上の方
  3. 接種費用:無料(福島県医師会が指定した医療機関での接種に限る)
  4. 実施期間:平成23年11月21日(月)~平成24年3月31日(土)
  5. 実施機関:福島県医師会が指定した受託医療機関
  6. そ の 他:国内の皆さまからお寄せいただいた義援金は、「全額」被災都道県の配分委員会を
    通じて被災された方々にお届けしており、本事業の財源には一切充てられません。

■本件に関するお問い合わせ先
日本赤十字社 東日本大震災復興支援推進本部 神長(かみなが)・布川(ふかわ)
TEL / 03-6860-7608