〔岩手県〕医療救護活動から生活支援へ~救護所 閉所日に市長や子ども達から花束を贈呈

日本赤十字社は発災当日からこれまでに818班(4,900人以上)の医療チーム(救護班※1)を派遣し、79,400人以上の診療を行っています。

岩手県内においては、17か所に303班(1,800人以上)の救護班を派遣し、3万1千人を診療してきましたが、この度、診療体制の復旧が進んだことから、7月29日をもって岩手県内に設置している最後の一カ所の救護所を閉所※2し、地元医療機関へ医療を引き継ぎます。

救護班の派遣・撤収は、地域医療の空白を作らないように、地元医療機関と十分に調整のうえ、進めております。

今回の医療救護活動は4カ月以上にもおよび、阪神・淡路大震災の際の約2カ月※3と比べても長期にわたる活動となりました。

日本赤十字社は今後も、こころのケアを始め、生活家電セットの寄贈※4による生活支援など息の長い復興支援※5を行っていきます。

■ 閉所日時

1.日 時:
平成23年7月29日(金)17時

2.場 所:
岩手県 陸前高田市立第一中学校 救護所
(岩手県陸前高田市高田町字鳴石5-1)

3.最後の救護班:
日本赤十字社岩手県支部 救護班
(盛岡赤十字病院からの医療チーム)

活動終了に伴い、戸羽太陸前高田市長からの挨拶、子どもからの感謝の言葉・花束贈呈がある予定です。是非、ご取材ください。

■お問い合わせ先

日本赤十字社 企画広報室 堀口・杉山 03-3437-7071
〔当日連絡先〕 日本赤十字社岩手県支部 長谷川 090-1939-0293

※1 救護班・・・日本赤十字社が派遣する医療救護班は、通常、医師1人、看護師3人、運転手1人、事務管理要員1人の計6人から構成されます。救護班は全国92の赤十字病院から派遣されます。
救護班は、避難所に救護所を開設して避難された方々を診療したり、地域に点在する小さな避難所を巡回診療するなどの活動を行います。

※2 日本赤十字社の救護班派遣・・・今回の岩手県内からの撤収により、被災地で活動している救護班は、宮城県石巻市の雄勝地区、福島県における原発事故避難住民の一時帰宅事業*における救護班の活動のみとなります。
* 福島県における原発事故避難住民の一時帰宅事業・・・政府および福島県が実施する原発事故避難住民の警戒区域内への一時立ち入りプロジェクトにおける健康面の支援策として、警戒区域外での救護活動の要請を受け、救護班による診療活動を行っています。

※3 阪神・淡路大震災における医療救護活動の地元医療機関への引継ぎ・・・平成17年1月17日に発生した同震災の際に設置された救護所は、同年3月20日(淡路島は3月31日)までに地元医療機関へ引き継がれました。

以下 ※4、※5に関するお問い合わせは下記まで
■日本赤十字社 東日本大震災復興支援推進本部 辻田、日下部
電話 03-6860-7608

※4 生活家電セットの寄贈・・・応急仮設住宅に入居される方々の生活再建を支援するために、冷蔵庫・洗濯機などの生活家電6点セットの寄贈を行っております。これまで6万5千セットを提供しました。これは、海外赤十字社・赤新月社を通して日本赤十字社にお寄せいただいた海外救援金を財源に実施しています。

※5 日本赤十字社の復興支援事業・・・生活家電セット寄贈事業のほかに、中・長期的な支援として以下の事業を行っていきます。

  • 医療インフラの復興、整備・・・石巻医療圏の復興
  • 避難所の環境改善・・・簡易手洗い所、シャワー、パーテーション、家電の整備等
  • 社会福祉の支援・・・介護士の派遣、介護ベッド・福祉車両の寄贈等
  • 教育支援・・・・保健室復旧支援、パソコンの寄贈、親子の健康安全教室、こころのケア、被災県児童との交流等