日赤、初めて被災地へ介護チームを派遣 被災地の介護職員の疲労軽減と避難者の健康維持を目的に

日本赤十字社は、4月14日(木)から1カ月間、岩手県陸前高田市へ介護チームを派遣いたします。

日本赤十字社は、これまで604個班の救護班※1を被災地に派遣し、各地で医療救護活動を展開しておりますが、独自のニーズ調査に基づき、日本赤十字社として初めて介護チームを派遣するものです。

派遣される職員は、全国にある日本赤十字社の福祉施設※2で働く職員です。

  • 被災地の介護職員は、自身も被災者でありながら、要介護高齢者を24時間介護しなくてはいけないため、休暇が取れていない状況が続き、いまだに家の片づけ等もできていない。介護チームが介護業務の支援を行うことで、被災地の介護職員の疲労軽減を図る。
  • 老人ホームの入所者は、ライフラインの復旧の遅れや人手不足により十分に入浴できていない。避難所にいる要介護高齢者や障害者等も同様の状況であり、介護チームが入浴介助を行う。
  • 避難所にいる高齢者は運動不足に陥りやすい。日本赤十字社が行っている「健康生活支援講習※3」を避難所で開催し、健康維持に役立ていただく。

1.派遣期間 平成23年4月14日(木)から平成23年5月13日(金)【1か月間】

2.派遣人員 32名〔介護職員22名、ボランティア(看護師)4名、事務担当6名〕
(7~9名の4チームでローテーション)(介護職員は介護福祉士・保育士)

3.活動内容

(1)介護施設における介護業務の支援

・特別養護老人ホーム 高寿園 (岩手県陸前高田市高田町字中田69番地2)

・介護老人保健施設 松原苑 (医療法人希望会 希望ヶ丘病院内 岩手県陸前高田市高田町字大隅8-6)

(2)避難所等における入浴介助および「健康生活支援講習※」の実施

・入浴施設等において、要介護高齢者・障害者を対象に入浴介助を行う予定(現在調整中)。

・陸前高田市内の避難所で健康維持に役立つミニ講習を行う。

※1 救護班とは・・・医師、看護師、事務職員で構成される6名程度の医療チーム。地震発生直後より全国の赤十字病院から派遣された救護班は、避難所に救護所を開設、またそこを拠点とした巡回診療も展開しています。被害の大きかった岩手、宮城、福島の各県を始め、北海道、山形、栃木、茨城、長野、千葉を含めた9県で救護活動を行っています。

※2 日本赤十字社の社会福祉施設・・・老人福祉施設8カ所、児童福祉施設16カ所、・障害者福祉施設4カ所を運営しています。

※3 「健康生活支援講習」・・・日本赤十字社が行う講習。誰もが迎える高齢期を、すこやかに迎えるために必要な健康増進の知識や高齢者の支援・自立に向け役立つ介護技術を習得できます。

本件に関するお問い合わせ先

日本赤十字社 企画広報室

TEL: 03-3437-7070 または 03-3437-7071

現地でのお問い合せ先(4/14~4/22)

日本赤十字社 救護・福祉部 市川 浩二

TEL: 090-1545-6244