Vol.11 原爆被災者救護

原爆被災者救護

原子爆弾で被害を受けた広島赤十字病院

原子爆弾で被害を受けた広島赤十字病院

1945年(昭和20年)8月6日、広島市に世界で初めて原子爆弾が投下され、一瞬のうちに20万人もの市民が犠牲となりました。爆心地に近い日本赤十字社広島県支部は壊滅状態となり、職員19人を失いました。広島赤十字病院も大きな被害を出し、養成部の看護婦生徒22人を含む51人が犠牲になり、通勤途上で被爆した者など支部、病院あわせて119人の職員らが死亡しました。

広島赤十字病院で負傷者の治療にあたる医師

広島赤十字病院で負傷者の治療にあたる医師

廃墟となった広島の街に外観を留めて残った赤十字病院には、被災者がひきもきらずに救いを求めて訪れ、玄関も廊下も負傷者で一杯になりました。

自らの負傷にもかかわらず、職員は被災者の救護に尽力しました。

広島赤十字病院の壁面(タイル)の一部

原子爆弾の熱風で表面が溶けた広島赤十字病院の壁面(タイル)の一部

避難所を巡回診療する看護婦

避難所を巡回診療する看護婦(長崎)