エボラ出血熱に対する赤十字の活動

西アフリカのギニアで2014年2月に感染者が発生したエボラ出血熱は、短期間で近隣のリベリア、シエラレオネ、ナイジェリアに感染が拡大しました。赤十字は以下の5つの柱を軸として、現地で活動を行っています。

  1. 感染予防の啓発活動
  2. こころのケア
  3. 遺体の安全かつ尊厳ある埋葬と、遺体回収後の家の消毒
  4. エボラ感染者と接触した人の追跡調査と観察
  5. エボラ感染者の治療

また、日赤は2014年5月に国際赤十字の要請を受け、感染症の専門家として医師1人をリベリアに2回派遣。現地で医師らの医療者やボランティアを指導しました。

現在、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガルの各国赤十字社と国際赤十字・赤新月社連盟は、感染拡大予防と対策のために緊急支援を要請。日赤も、西アフリカ地域の各国赤十字社と国際赤十字の救援活動を支援するため、救援金へのご協力をお願いしています。

2014年西アフリカ エボラ出血熱救援金:受付期間 平成27年5月29日(金)まで

国際赤十字連盟エボラ治療センター

シエラレオネのケネマにあるセンターでは、24時間体制で治療にあたっています。センターは、危険度の低いエリアと高いエリアに分けられ、危険度の高いエリアに入る際は防護服を着用します。©Katherine Mueller, IFRC

地域住民への衛生教育

地域住民に衛生教育を行うリベリア赤と国際赤十字のスタッフ。©Victor Lacken/IFRC

リベリア赤十字社のボランティアたち

エボラ出血熱対応のプログラムを受講中に、昼食の休憩を取るリベリア赤十字社のボランティアたち。©Victor Lacken/IFRC

消毒を行うリベリア赤のメンバー

モンロビアでエボラ出血熱の疑いで亡くなった方の遺体を運び出した後、消毒を行うリベリア赤の遺体管理チームのメンバー。©Victor Lacken/IFRC

入力した情報は発症場所の分析に使われます

リベリア赤の「安全で尊厳ある埋葬」チームのメンバーと、住民の方とのコミュニケーション係のメンバーが、携帯電話を使って情報を入力。©Victor Lacken/IFRC

リベリア赤のボランティアと追跡調査員の活動

エボラ出血熱の感染者と接触した人びとを定期的に訪れて調査。調査は、病気の拡散を防ぐのに重要な役割を担っています。©Victor Lacken/IFRC

感染拡大を防ぐため衛生キットを配布

ギニアのゲケドゥで、エボラ出血熱の感染拡大を防ぐため衛生キットを配布。©Moustapha Diallo/IFRC

ウィルスの拡散について地域住民と対話

エボラ出血熱の感染拡大を防ぐため、ギニア赤のボランティアがゲケドゥの村の地域住民と対話。ウィルスがどのように拡散するのかを教えることで、人びとの認識を変える取り組みをしています。©Moustapha Diallo/IFRC

「安全で尊厳ある埋葬」のために

エボラ出血熱の疑いで亡くなった方のご遺体を家から運び出す、「安全で尊厳ある埋葬」のためのリベリア赤チーム。©Victor Lacken/IFRC

亡くなった方の親族と話す埋葬チームのリーダー

火葬への文化的な抵抗感から、ご遺体を運び出すことへの同意を得ることは容易ではありませんが、大切な仕事です。©Victor Lacken/IFRC

防護服に身を包むリベリア赤のメンバー

防護服に身を包み、エボラ出血熱の疑いで亡くなった方を家から運び出す準備をするリベリア赤のメンバー。©Victor Lacken/IFRC

手を消毒するリベリア赤の埋葬チームのメンバー

エボラ出血熱の疑いで亡くなった方の体からサンプルを採った後、手を消毒するリベリア赤の埋葬チームのメンバー。サンプルは死因がエボラ出血熱であるかを確認するために分析されます。©Victor Lacken/IFRC