保存前白血球除去 -輸血副作用の低減のために-

日本赤十字社の製造する輸血用血液製剤は、すべての製剤において輸血副作用の原因の1つである白血球を製造工程で除去し、1バッグあたり1×106個以下に低減化しています。
これにより、今までは輸血時に使用していた白血球除去フィルターは不要となり、輸血セットで輸血が行えるようになりました。

全血採血された血液の白血球除去

白血球除去フィルター

全血製剤の白血球除去は、血液を採血するバッグに白血球除去フィルターが具備されています。

白血球除去フィルターでろ過した原料血液は、白血球除去フィルターから切り離され、その後の遠心分離の工程へと進み、赤血球製剤、血漿製剤、原料血漿が製造されます。

成分採血の白血球除去

成分製剤の採血は、専用の採血キットを用いて成分採血装置により行われます。採血キットに組み込まれたフィルターや採血原理により、採血された「血小板」、「血漿」の白血球数が、1バッグあたり1×106個以下となるよう、白血球除去が行われています。