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(速報2) チリ大地震 赤十字による救援活動が始動

10/03/01

震源近くの町では多くの建物が損壊。余震による更なる倒壊も懸念されているため住民は屋外での生活を余儀なくされている

 2010年2月27日、現地時間午前3時34分(日本時間午後3時34分)頃、南米チリ共和国で発生したマグニチュード8.8の大地震と津波により、現地では甚大な被害が確認されています。さらに現地時間の2月28日午後までに128回の余震も観測されており、被災者は不安の中での避難生活を余儀なくされています。
(写真:震源近くの町では多くの建物が損壊。余震による更なる倒壊も懸念されているため住民は屋外での生活を余儀なくされている。REUTERS/ Victor Ruiz Caballero courtesy of REUTERS Alertnet )

がれきの中から家財道具を確保しようと試みる住民たち。被災地では食糧、物資などが不足している

 通信が復旧していない被災地もあるため被害の全容は未だ不明ですが、政府の発表によると被災者は200万人以上、死者数700名以上。行方不明者数も増加しており、今後、被害者数がさらに増加することが想定されています。被災地では約50万戸の家屋が損壊したとの報告があるほか、首都サンティアゴ周辺や震源地周辺で病院の損壊も報告されており、捜索・救助、緊急医療、救援物資の配布、シェルター、給水・衛生などの分野で早急な支援が必要とされています。
(写真:がれきの中から家財道具を確保しようと試みる住民たち。被災地では食糧、物資などが不足している。REUTERS/van Alvarado courtesy of REUTERS Alertnet )

海岸沿いの都市では津波による被害も大きい

被害の大きさを受け、大統領はマウレ州、コンセプシオン付近(ビオビオ州)に30日間の災害宣言(state of catastrophe)を発令したほか、捜索・救助、保健、テント、通信、電気の分野で国際的な支援を受け入れることを表明しました。
(写真左:海岸沿いの都市では津波による被害も大きい。REUTERS/Ivan Alvarado courtesy of REUTERS Alertnet)

■ 日本赤十字社の対応

 初動調査のために28日夜に出発した職員(粉川 直樹)は日本時間の3月2日早朝に、サンティアゴに到着する予定です。また、日本赤十字社では国際赤十字の事務局(ジュネーブ)やパナマにある地域事務所とも連絡を密にとり、現地の被災状況の情報収集をすると共に、追加支援の要請があれば迅速に対応できるよう準備をしています。

成田空港で出発前に取材を受けた粉川は、
「いち早く被災地へ行き、現地の状況を把握し何が必要かを見極めた上で日本赤十字社として効率よく支援できるように調整を行いたい。」
と話しました。

■ 赤十字による救援活動

 チリ赤十字社は、チリ政府との密接な連携のもと、震災直後から職員、ボランティアを動員。ボランティアが応急処置など救援活動を展開しているほか、被災者に対して余震への対応について広報活動を行っています。一方でサンティアゴにあるチリ赤十字社本社では、ボランティアや献血協力者の募集を行い、救援活動を拡大しています。また、国際赤十字から拠出された30万スイスフラン(約2,480万円)を使用し、まず3,000世帯に対する救援物資の配布を行う予定です。
 国際赤十字からは、中米パナマにある国際赤十字の地域事務所から職員が発災直後の28日に現地に到着し被害状況の調査を開始したほか、3月1日にも追加チームが現地入りし、被害状況および支援ニーズ調査、医療、救援物資分野における救援活動の本格化に向けてチリ赤十字社の緊急救援活動を支援します。

■ 日本赤十字社の対応

 初動調査のために28日夜に出発した職員(粉川 直樹)は日本時間の3月2日早朝に、サンティアゴに到着する予定です。また、日本赤十字社では国際赤十字の事務局(ジュネーブ)やパナマにある地域事務所とも連絡を密にとり、現地の被災状況の情報収集をすると共に、追加支援の要請があれば迅速に対応できるよう準備をしています。


■ 海外救援金の受け付けを開始します

 被災地における救援活動を支援するため、救援金の受け付けを3月1日から開始しました。皆様のご協力をお願いいたします。

救援金窓口  郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号   00110-2-5606
口座名義   日本赤十字社
受付期間   平成22年3月1日(月)~平成22年4月30日(金)

※振替用紙の通信欄に「チリ大地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

[担当窓口]日本赤十字社 海外救援金担当 Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp



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