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(速報5)ハイチ大地震 
      ~ 日本赤十字社の職員が被災地に到着。現地調査を実施中

10/01/18

1月13日に先遣隊として日本を出発した日赤職員は16日、首都ポルトープランスに到着し、国際 赤十字と協力して現地の被害状況を調査しています。国際赤十字は地震発生直後からボランティアによる救助活動や医療支援などを行っています。

(写真)地震発生から懸命に活動を続ける赤十字ボランティア 
©IFRC / Eric Quintero
 

■今、できる支援を

 ポルトープランスの郊外ペチョンビル(Pétionville)市では、ハイチ赤十字社が多くの被災者に 応急処置を行っています。ペチョンビル市のサンピエール広場には、何百人もの被災者が集まって きています。避難してきた被災者は壊れた自宅のがれきの中から探してきたシーツやカーテンを使って簡易のテントを作り、その中で寝泊まりをする状況です。

 赤十字はペチョンビル市で、サンピエール広場の向かいの市長庁舎駐車場の一角を活動の拠点と しています。ここでは狭い敷地に多くの車両が駐車されているため、十分に治療スペースを取れる 環境ではありません。ハイチ赤十字社で10年間ボランティアをしているリタさんは、「十分な環境とは言えないですが、広場には、怪我をした被災者が次々に詰めかけてきており、私たちも懸命に 対応しています。現在まで既に何百人もの被災者に対して応急処置を行っています」といいます。

 ポルトープランスから南に約120Kmのジャクメル出身のグレゴリー医師も、ポルトープランスで、赤十字ボランティアと共に被災者の治療にあたっています。「被災者のために自分ができることをすべきだと考えてこちらに来ました。ハイチの被災者は今、支援を必要としています。外国からの支援ももうすぐ届くようになるでしょうが、今は自分たちで助け合う必要があるのです。」 

 簡易診療所には、浅いすり傷からひどい切り傷、頭部の怪我、足や腕の骨折まで、さまざまな症状の患者が運ばれてきます。運ばれた患者の中には、地震で落ちてきたコンクリートブロックが背中にあたり怪我をした妊婦が治療を受けたものの、流産してしまいました。患者には応急処置を施しますが、それ以上の治療が必要な場合、近くの病院と協力し、対応しています。

サンピエール広場には何百人もの被災者が集まっている
©IFRC/Eric Quintero

■日赤職員からの報告(1月17日)

 16日、ポルトープランスに到着した日赤職員は、国際赤十字と協力して現地の被害状況を調査しています。仮設診療所を立ち上げるには、平らな場所を確保することが必須ですが、ポルトープランスは倒壊した建物のがれきの山という状態であり、本格的な支援活動を行うためには、まず、がれきの撤去作業が必要です。また、ジャクメルでは医療施設が機能していないため、簡易手術ができる仮設診療所を近隣に立ち上げる必要もあるとのことです。

■続々と到着する国際赤十字の支援

 早急に支援を必要としているハイチに向けて、世界中の赤十字社から物資やERU(緊急対応ユニット)チームなど約70人が到着。被災地では、ハイチ赤十字社の事務所も被災し、建物の倒壊の被害も多く、支援活動に必要なインフラの確保も課題です。国際赤十字はポルトープランスの飛行場の 近くに250m四方ほどの場所を確保し、早急にテント40張ほどを張り、外国からのスタッフはそこに寝泊まりしています。今後、現地時間18日にはその他の資機材が到着し、宿泊用テント、浄水機、トイレ、シャワー、会議室、通信設備、キッチンなどを備えた“ベースキャンプ”を確立します。このベースキャンプは150人ほどの支援員の活動の拠点となる予定です。国際赤十字は、ポルトープランス内6カ所で安全な飲料水を被災者に提供しているほか、既に到着しているERUチームが同地の中心部で診療を開始しています。また、首都より震源に近く被害の大きいカルフールでも医療支援を予定しています。

 一方、日赤の医療(基礎保健ERU)チームは日本時間18日午前中にニューヨークに到着しました。19日には隣国ドミニカ共和国のサントドミンゴに移動し、そこからハイチへ向かい、当面現地で4週間活動する予定です。

 なお、ハイチの医療・保健状況や今回の災害の規模を考慮すると、中・長期の支援が必要と考えられることから、日赤としては主に外科系疾患に対応する初動班に続いて感染症対応、母子保健、地域保健等の活動も視野に入れ、第2班の派遣の準備を行っています。
 また、医療分野を含めたさまざまな緊急救援後の復興支援のあり方を検討するため、ドミニカ共和国で調整を行っている日赤国際部参事粉川直樹(国際赤十字の近衞会長に同行中)が19日からハイチ入りする予定です。

■海外救援金

被災地における救援活動等を支援するため、救援金を受付けています。
皆様のご協力をお願いいたします。

救援金窓口  郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号   00110-2-5606
口座名義   日本赤十字社
受付期間   平成22年1月13日(水)~平成22年2月12日(金)

※振替用紙の通信欄に「ハイチ地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。

[担当窓口]日本赤十字社 海外救援金担当
Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp

*上記以外の銀行などをご利用の場合は、こちらをごらんください。
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00001446.html

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