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(速報4)ハイチ大地震 国際赤十字が約100億円の緊急アピールを発表
10/01/15
大地震発生から5日目を迎えたカリブ海地域のハイチ共和国において、国際赤十字は救助活動や救急治療などの支援を行っています。
■各地で甚大な被害
未だ被害の全容は明らかになっていないものの、政府首脳による推定では死者数が10万人から20万人に上る可能性も指摘されていることに加えて、首都ポルトープランスでは建物の約7割が 倒壊したとされる地区もあるなど深刻な被害が 報告されています。
地震の影響で病院や多くの家屋が倒壊したほか水、電気などのライフラインも未だ寸断しており、捜索・救助活動を始め、医療サービス、安全な 飲料水、仮設住宅や食糧などの支援が早急に必要とされています。
また、震源に近い都市レオガンでは8割から9割、他の都市でも4割から5割の建物が倒壊しているなど深刻な被災が確認されており、今後も被害報告の増加が予想されています。
■国際赤十字の支援活動
被災による空港や港の閉鎖や道路の寸断など 支援活動の実施が困難な中、国際赤十字は首都 ポルトープランスでがれきの下に取り残された人々の捜索・救助活動を行っており、16日には 捜索・救助チームが生存者を救出しました。 また、ハイチ赤十字社のボランティアを動員して被災者への救急治療、安全な飲料水の提供を行っているほか、安否確認や遺体の処理に関する支援も実施しています。
今後の更なる支援体制として、日本赤十字社の基礎保健ERU(緊急対応ユニット)が17日に現地に向けて出発したほか、各国の赤十字社からも医療、給水、物資配布、シェルターなど15の緊急 対応ユニットが発動されています。
震災前より西半球で最も貧しい国のひとつであったハイチには今後、中長期的な支援が必要とされることが予想されます。国際赤十字・赤新月社連盟は、現地の甚大な被害を鑑みて、現地の被災者への支援活動を実施するため、約100億円規模の緊急アピールを発表しました。被災者の生存から生活再建までの包括的な支援を念頭に、早急に必要とされている物資配布、安全な飲料水、医療サービスの提供から、復興に向けた住宅や生活の再建など幅広い支援を今後3年間で展開することを計画しています。
■日赤医療チーム(8名)が出発
1月17日19時25分成田空港発の便で日赤医療チーム8名が出発しました。出発前の報道陣の取材に対し薮本医師は「被害がかなり大きいこと、救援活動には重要な要素である道路・通信などインフラが壊滅状態であること、現地の政府やハイチ赤十字社なども大きな被害を受けていて我々の救援活動のパートナーとなる人々もかなり疲弊していることが予想されるなど、困難な状況になると思いますが、最善を尽くして一人でも多くの命を救いたい」と応えました。
(写真)インタビューに答える薮本医師
チームは現地時間18日夕方サント・ドミンゴに到着、陸路でハイチの首都ポルトー・プランスに入る予定です。その後、約4週間にわたりテント型の仮設診療所で医療活動を行ないます。現在、チームとは別ルートで下記必要な資機材も現地に向け輸送中です。
・テント、診療所で使う物品など約7トン100箱
・緊急救援医薬品・資機材セット約1トン26箱
・四輪駆動車2台
■国際赤十字会長、被災地へ
日本赤十字社社長の近衞忠煇は、国際赤十字会長として、被災地を訪問することとなりました。今後の国際赤十字の支援の方向性を見定めるほか現地当局や様々な人道援助機関などと面会する予定です。
期間:平成22年1月16日 ~ 平成22年1月25日(予定)
1月16日19時25分に出発し、ニューヨーク、サントドミンゴ(ドミニカ共和国)を経由し1月18日、19日のいずれかにハイチへ入国する予定。
成田空港の出発前にはメディアの取材が行われ、国際赤十字会長としての考えについて質問されると「被害状況を把握した上で、各国赤十字社の活動の調整と今後の救援計画について検討したい。今後の復興支援については、長期に亘ることが予想され、もともと最貧国であるハイチを元に戻すことで終わるのではなく、少しでも前より良い状態するという観点で取り組まなければならない」と熱く語りました。
■海外救援金
被災地における救援活動等を支援するため、救援金を受付けています。
振込口座などは下記のとおりです。皆様のご協力をお願いいたします。
救援金窓口 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 00110-2-5606
口座名義 日本赤十字社
受付期間 平成22年1月13日(水)~平成22年2月12日(金)
※振替用紙の通信欄に「ハイチ地震」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。
[担当窓口]日本赤十字社 海外救援金担当
Tel: 03-3437-7081 E-mail: info@jrc.or.jp
上記以外の銀行などをご利用の場合は、こちらをごらんください。
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00001446.html