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(速報2)フィリピン台風被害 ~赤十字の対応~
09/09/29
台風16号(Typhoon Ketsana)の影響で、40年来の記録的豪雨と洪水被害に見舞われたフィリピンの首都マニラや周辺地域では、軍や警察等による捜索・救助活動が進むにつれ被害状況が明らかになり、死者240人、行方不明者30人以上、避難者60万人以上、被災者数は総計187万人にのぼることがわかりました(9月29日フィリピン政府当局発表)。
28日より水位は低下しつつありますが、現在新しい台風17号(Typhoon Parma)が太平洋上で発生し、再びルソン島に豪雨をもたらす可能性があることから、被災者の救援活動が急がれています。
なお、現在台風16号の進路の先にあるベトナムでは、27日の夜から、政府当局とベトナム赤十字の協力のもと、洪水被害が予想される地域の住民約17万人の安全な建物や避難所への誘導が始まっています。
またベトナム赤十字社では、台風被害が拡大した時に備え、被災者配付用の救援物資の購入・備蓄を進めています。
■ 赤十字による救援活動
フィリピン赤十字社(フィリピン赤)は、マニラ首都圏の特に被害の大きいリザル州、マンダルヨン市、バレンズエラ市、パシグ市などで、帰る家などを失った人々を救助するため、12艘のゴムボートに分乗した21の水害捜索・救助チームを派遣しており、彼らは24時間体制で活動しています。
また、32,000世帯を収容するための165カ所の避難所を立ち上げ、政府の補助機関として重要な役割を果たしています。
さらに、29日、30日はこれまでアクセスできなかった地域に調査チームを派遣し、被害状況の全体把握に努めています。
フィリピン赤のスタッフとボランティアは、被災者が必要とする当面の食料を提供するため、4キロの米、いわしの缶詰3缶、乾燥麺5パックからなる食料パックを1万個準備し、配付しています。
■ 日本赤十字社の対応
現在、フィリピンのキリノ州での日本赤十字社(日赤)による保健衛生支援事業のために派遣している赤十字病院の看護師2名が、30日午前にマニラに向かい、フィリピン赤および国際赤十字が行っている救援活動に合流する予定です。あわせて、この救援活動を支援するため、日赤は当面200万円の資金援助を決定しました。
なお、現在、フィリピン赤及び国際赤十字は国際的な支援要請の準備をしており、日赤としては、支援要請が表明され次第、追加資金援助または物資援助(クアラルンプールに備蓄している日赤救援物資の提供)を行う予定です。
■ 救援金受付について
皆様からの救援金を受付けます。
振込口座などは下記のとおりです。
救援金窓口 郵便局・ゆうちょ銀行
口座番号 00110-2-5606
口座名義 日本赤十字社
受付期間 平成21年9月30日(水)~平成21年10月30日(金)
※振替用紙の通信欄に「フィリピン台風」と明記してください。
※郵便局窓口での取り扱いの場合、振替手数料は免除されます。
※受領証を希望される方は、振替用紙の通信欄に「受領証希望」と明記のうえ、
お名前、ご住所、お電話番号を記載してください。
[担当窓口]日本赤十字社 海外救援金担当
Tel: 03-3437-7081 E-mail: info@jrc.or.jp
165カ所の避難所には、水害捜査・救助チームにより救助された被災者も次々と到着している
(c)フィリピン赤十字社