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パキスタン北部地震復興:北西辺境州で男子中学校が完成!

09/07/22

 約7万3,000人が犠牲となった2005年10月のパキスタン北部地震。この地震により、約7,000校にのぼる教育施設が全壊などの被害を受けたといわれています。
 パキスタン地震復興庁(Earthquake Reconstruction and Rehabilitation Authority: ERRA)が計画した4,052の教育施設の再建事業のうち、国際赤十字はこれまで22の教育施設の再建に取り組んできました。
 被災地は山間部のため道路事情が悪い地域が多く、さらに再建予定の施設数に対して現地の建設業者数が限られていることなど様々な困難もありましたが、このたび、国際赤十字を通じて日本赤十字社が支援したマンセラ県バラコートの「ショハル・ナジャフ・カーン男子中学校」が完成し、去る7月2日に引渡し式典が開催されました。







(写真:完成したショハル・ナジャフ・カーン男子中学校 ©日本赤十字社)

 
 式典に出席したマンセラ県教育行政官のアルダス・フセイン氏は、「中学校が完成したことで、地震発生から3年半もの間、暑い日も寒い日もテントで学習してきた生徒たちも勉強に集中でき、大きな夢をもって育ってくれることでしょう。生徒たちには赤十字からの支援を忘れないでいてほしいと思います。」と感謝の言葉を述べました。
 また、これまで国際赤十字の建設事業チームとともに進捗管理をしてきた大野龍男駐在員も「日本赤十字社ではこの復興支援事業に多くのご寄付をいただいて、中学校などの再建を支援してきました。今回、完成した学校を引き渡せたことは私にとっても最高の喜びです。」との挨拶を行いました。
 現在パキスタンの中学校は夏休み中です。今は静かなこの中学校も、9月以降、子どもたちのにぎやかな歓声に包まれることでしょう。






(写真:完成した男子中学校にてテープカットを行うマンセラ県教育行政官(写真中央左)と大野駐在員(写真中央右)©日本赤十字社)

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