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活動実績
中国(中国大地震復興支援)
2008/05/12発生
中国大地震から3年半、復興の軌跡をまとめた特設ページを開設しました。
http://www.2011kaigai.jp
※特設サイトでは、ミャンマーサイクロン、チリ大地震での復興支援内容もご覧いただけます。
■甚大な被害と赤十字の緊急救援
2008年5月12日、中国四川省を震源とした大地震は、死者・行方不明者87,000人以上、被災者総数は4,500万人以上という甚大な被害をもたらしました。
緊急救援期には、中国の赤十字社が直ちに医療チームを各地の激震地に派遣した他、18万人ものボランティアと共に国内外から寄せられる膨大な救援物資を連日被災者に届けました。
また、国際赤十字は、地震で家を失った450万世帯や余震におびえる被災者のため、10万世帯分のテントを被災地に緊急輸送しました。このうち、日本赤十字社は約9000世帯用のテントを届けた他、食糧や衛生用品、また仮設住居に暮らす被災者には布団や防寒服、洗濯機を届けました。(写真:激震地に広がる日赤のテント)
■着実な復興
地震から3年半が過ぎた今、被災地は着実な復興の様子が見られます。日本赤十字社は2008年10月より現在まで四川省成都市に駐在員をおき、主に住宅、学校、病院の再建支援を進めてきました。
◆住宅再建支援
家を失った被災者は、政府からの補助金と貯金、そして大きなローンを抱えながら住宅の再建をしました。これら被災者の住宅再建支援事業として、国際赤十字は再建経費の一部を現金支給しました。日本赤十字社は日本の皆様からお寄せ頂いた救援金のうち、18億6700万円をこの事業にあて、四川省の激震地の1つ、綿竹市の被災者約2万世帯に支援を届けました。
「私達農民には現金収入は少なく、今後の返済が心配でしたが、赤十字支援金のおかげで将来の返済にある程度めどが立った。日本の皆さん、本当にありがとう」とは被災者の王天福氏。(写真:支援金を受け取ったばかりの王天福氏)
また、赤十字は、住宅再建支援地において、安定した収入の確保が困難な多くの被災者の生計再建の支援のため、畜産や建設、調理などの職業訓練や、小規模融資を通じた企業支援も行っています。
◆学校・病院の再建
~取り残された地区への支援~
被災した3つの省(四川省、甘粛省、陝西省)で、日本赤十字社は学校30校、病院41カ所と診療所48カ所の再建を進めており、続々と完成を迎えています。これまで夏場大変暑くなるプレハブや、被災した危険な施設などで過ごしてきた患者さんや生徒達も、ようやく安心して過ごせる施設の完成に感謝の笑顔を見せてくれます。(写真:完成した新教室。机は地震前のものを再利用。)
一方で、被害の甚大だった地区への外部支援の集中などにより、比較的被災程度が軽かった地区などでは、地震から1年以上たった時点でも再建の目処がたたず、被災した危険な建物を使用する学校や、2人で1台のベッドを共有する病院など、非常に劣悪な環境で過ごす地区も散見されました。日本赤十字社はこのように取り残された地区の学校や病院への再建支援も2009年から2010年春にかけて複数決定し、再建を進めています。2012年夏までには全ての施設が完成を迎える予定です。
●救援金の使途(2011年10月現在)
1.緊急救援事業
1-1 救援物資の購入、輸送 8億8,250万円
1-2 職員の派遣等 550万円
2.復興支援事業
2-1 被災者の越冬支援 3億1,000万円
2-2 個人住宅再建 17億2,100万円
2-3 学校再建 11億4,100万円
2-4 医療施設の再建 7億4,700万円
2-5 医療資機材 4,000万円
2-6 生計再建 1億4,600万円
2-7 アジア大洋州防災物資の備蓄 4,200万円
2-8 職員の派遣等 5,000万円
2-9 事業管理費等 9,000万円
合計 51億7,500万円
●活動地の様子(写真)
⇒緊急救援の活動の様子
⇒越冬支援の様子
⇒学校再建支援の様子 2010.6月更新
⇒病院再建支援の様子 2010.6月更新
⇒住宅再建支援の様子 2010.2月更新
●現地からのお手紙
⇒四川の子ども達からのお手紙 2010.11月更新
⇒東日本大震災で被災した子ども達へのお手紙 2011.5月更新
