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活動実績
中国(中国大地震災害復興支援)
2008/05/12発生
■甚大な被害と赤十字の緊急救援
2008年5月12日、中国四川省を震源とした大地震は、死者・行方不明者87,000人以上、被災者総数は4,500万人以上という甚大な被害をもたらしました。
緊急救援期には、中国の赤十字社が直ちに医療チームを各地の激震地に派遣した他、18万人ものボランティアと共に国内外から寄せられる膨大な救援物資を連日被災者に届けました。
また、国際赤十字は、地震で家を失った450万世帯や余震におびえる被災者のため、10万世帯分のテントを被災地に緊急輸送しました。このうち、日本赤十字社は約9000世帯用のテントを届けた他、食糧や衛生用品、また仮設住居に暮らす被災者には布団や防寒服、洗濯機を届けました。(写真:激震地に広がる日赤のテント)
■進む復興と、取り残された人々への支援
地震から1年半以上たった今、被災地では暮らしの再建が進んでいます。日本赤十字社は2008年10月より四川省成都市に駐在員をおき、住宅、学校、病院の再建支援を進めています。
◆住宅再建支援
家を失った被災者は、政府からの補助金と貯金、そして大きなローンを抱えながら住宅の再建をしました。これら被災者の住宅再建支援事業として、国際赤十字は再建経費の一部を現金支給しました。日本赤十字社は日本の皆様からお寄せ頂いた救援金のうち、18億6700万円をこの事業にあて、四川省の激震地の1つ、綿竹市の被災者約1万6500世帯に支援を届けました。
「私達農民には現金収入は少なく、今後の返済が心配でしたが、赤十字支援金のおかげで将来の返済にある程度めどが立った。日本の皆さん、本当にありがとう」とは被災者の王天福氏。(写真:支援金を受け取ったばかりの王天福氏)
◆学校・病院の再建
被災した3つの省(四川省、甘粛省、陝西省)で、日本赤十字社は学校26校、病院39ヶ所とクリニック54ヶ所の再建を進めています。未だに多くの子ども達や患者さんが大変厳しい仮設の環境で過ごす中、陝西省では多くの施設が既に完成、その他地域も2010年春以降順次完成する予定です。(写真:完成した学校第1号の子ども達)
一方で、激震地への外部支援の集中や、被災地区の震災前からの貧困などにより、未だに再建の目処がたたないまま、損壊した危険な教室や宿舎を使用する学校や、2人で1台のベッドを共有する病院など、非常に劣悪な環境で過ごす地区も散見されます。日本赤十字社は被災程度や支援地区の特性にも配慮し、このように取り残された地区の学校や病院への追加の再建支援を2009年末に決定し、これらも順次着工しています。
●救援金の使途(2010年1月現在)
1.緊急救援事業 (8億8,900万円)
1-1 緊急救援物資の購入、輸送 8億8,350万円
1-2 職員の派遣等 550万円
2.復興支援事業 (41億7,300万円)
2-1 被災者の越冬支援 3億1,000万円
2-2 学校再建 10億6,090万円
2-3 医療施設の再建 7億4,880万円
2-4 個人住宅再建 18億6,700万円
2-5 現在策定中の復興事業 1億4,230万円
2-6 アジア大洋州広域防災物資の備蓄 4,400万円
3.事業管理費、広報 1億1,300万円
合計 51億7,500万円
●活動地の様子(写真)
⇒緊急救援の活動の様子
⇒越冬支援の様子
⇒学校再建支援の様子
⇒病院再建支援の様子
⇒住宅再建支援の様子 2010.2月更新
