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国際活動とは
保健衛生マネジメント
気候変動や世界的な食料価格の高騰の影響を受け、世界中の貧困層(特に開発途上国の子どもや母親たち)はより危機的な状況に置かれています。2006年にはじめて5歳の誕生日を迎えずに命を落とす子供の数が世界中では1,000万人を割り、970万人にまで減少したものの、サハラ以南アフリカ地域における「5歳未満の子供」の死亡率は、出生1,000人あたり160人(2006年)と世界で最も高く、同死亡率の減少の兆しは見られません。5歳未満児の死亡は、新生児関連の疾病(早産、敗血症等)、肺炎、下痢、マラリア、麻疹など「栄養不良と関連する疾病」が主因となっています。
特に、新生児(生後28日以内)の死亡率を下げるには、妊婦の健康状態を改善し、出産時と出産直後の母親と新生児に適切なケアを施すことが重要です。また事業の効果的な企画立案、実施、評価等に資するため、当該赤十字社の組織基盤強化(ボランティアを含む本社・支部の人材育成他)も併せて支援する必要があります。
このような世界の状況やニーズを踏まえ、日本赤十字社は保健衛生サービス分野の支援を通じて、国連ミレニアム開発目標(MDG、2015年までに国際社会が達成すべき8つの共通課題)の内、以下の課題の達成に貢献します。
・目標4:幼児死亡率の削減(2015年までに5歳未満の死亡率を1/3に減少)
・目標5:妊産婦の健康の改善(2015年までに妊産婦の死亡率を1/4に減少)
・目標6:HIV・エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
(HIV、マラリア及びその他の主な疾病の発生を2015年までに阻止し、その後、減少させる)
5歳未満児の死亡率や妊産婦死亡率が危機的状況にあることに加え、世界的な食料危機において栄養失調が加速する東アフリカ地域やエイズ感染が最も深刻な南部アフリカ地域など「アフリカ地域」に重点を置きます。
【その他の分野】
日本赤十字社は、アジア・太平洋地域の姉妹社の救急法事業(衛生救急法を含む)の発展に寄与します。また同地域における国際協力の一環として姉妹社の血液事業担当者を対象とした研修事業及び日本赤十字社とタイ赤十字社が実施している血液事業シンポジウムを継続実施し、地域内の血液事業の着実な発展と協力関係の強化に貢献します。さらに日本赤十字社は青少年赤十字ネットワークを通じた国際交流や国際協力事業も推進します。