世界に届く『海外たすけあい』の支援!~ケニアとシリアから感謝の声

日本赤十字社(以下、日赤)は日本放送協会(NHK)と共同で、『海外たすけあい』募金キャンペーンを12月25日まで開催しています。

『海外たすけあい』では、メディアなどの関心が届きにくい国・地域に注目。いただいたご寄付は、災害や紛争、飢餓や病気などで苦しむ人びとを救うための『いのちと健康、尊厳を守る』活動に使わせていただきます。

平成25年度は総額5億7295万7357円をお寄せいただき、世界中で支援を必要とする方がたのために活動することができました。

皆さまからのご寄付がどのように役立っているか、また、広がる『海外たすけあい』の輪をご紹介します。

『海外たすけあい』で支援を受ける方から届いた感謝の声!

「赤十字の支援で村が変わっています!」~ケニアに住むサフィアさん

サフィアさんは、赤十字ボランティアとしても活躍中

ケニア北東部のガルバチューラ県にあるタナ村。安全でない水や不衛生な生活環境、感染症、栄養不足などで、多くの人のいのちと健康が脅かされています。

日赤は『海外たすけあい』の寄付金を基に、2007年から地域保健の強化を支援しています。

この村に住むサフィアさん(24歳)は、自営業の夫、3人の子どもたちと暮らしています。「支援で村が変わっています!」と言うサフィアさん。

日赤が行っている支援をご紹介します。

月1回の巡回診療で安心

巡回診療で予防接種を受ける乳児

日赤の地域保健強化事業『IHOP:Integrated Health Outreach Project(別称、愛ホップ)』による巡回診療チームが月1回、村を訪問。

診察、予防接種、産前産後健診、公衆衛生指導を行っています。

「これまでは5時間歩いて県立病院に行っていたので、近くで診てもらえてとても安心です」(サフィアさん)

トイレとごみを焼却する穴を設置して、衛生的な環境に

地面に穴を開けて作った『コンポストピット』

これまで、住民が外で用を足していた村に、トイレ30基が設置されました。

また、掃除やごみを集める習慣もありませんでしたが、すべての世帯に『コンポストピット』と呼ばれるごみを焼却する穴を設置。住民は週1回の村の掃除も続けています。

「村がきれいで衛生的になりました。いたるところに散乱してしたごみもなくなっています」(サフィアさん)

教育で守るいのちと健康

真剣に講義を聞く村の住民

赤十字ボランティアが月1回、住民に対して健康教育を実施。

講義では、住民の関心が高い水・衛生や下痢予防、HIV/AIDS、産前健診、家族計画、予防接種などについて話します。

「村の人たちは学びたいと強く思っています。赤十字は私たちに『健康に生きるための知識』という何よりも重要なものを与えてくれる存在です」(サフィアさん)

サフィアさんの1日を通して、『海外たすけあい』の支援をご覧ください!

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『こころのケア』は心と体のおくすり~シリアの避難所に暮らすハラさん

©SARC

約4年前に武力衝突が始まり、国内が紛争状態となったシリア。国民がいのちの危険におびえながら過ごす日々が続いています。

シリア国内や周辺諸国に避難する人の数は1000万人に上ります。

日赤は、国際赤十字が行う生活用品や仮設住宅の提供、給水・衛生、医療活動などを支援しています。さらに、イラク北部のクルド人自治区に医師、レバノンとイラクに計2人の看護婦を派遣しました。

ハラさん(右から2番目)と家族 ©SARC

ハラさん(14歳)は赤十字の支援を受けている一人。

お母さんのウム・マフムードさん(36歳)と5人の姉妹と一緒に2年前、シリアの首都ダマスカスにある避難所に逃げてきました。

その後お母さんは妊娠。シリア赤新月社(以下、シリア赤)の支援を受けて、帝王切開で待望の男の子アジャドくんを出産しました。

『こころのケア』の一環で絵を描く子どもたち ©SARC

「避難所があってよかった」とハラさん。

シリア赤の遊びを通して行う『こころのケア』プログラムについて、「遊んでいると夢中になって、毎日の暮らしのことを忘れられるの。それがなかったらわたしたちの生活は、耐えられないくらい暗くてどんよりしていると思うわ」と話してくれました。

広がる『海外たすけあい』の輪

「恩返しです」~東日本大震災の被災地で募金活動

福島県内での募金活動にご協力いただきました

日赤福島県支部は、県内の7市9会場で街頭募金活動を行い、赤十字ボランティアである赤十字奉仕団員や青少年赤十字メンバーが、『海外たすけあい』へのご協力を呼びかけました。

今年度は、東日本大震災が発生した年から実施を見合わせていた、沿岸部の被災地の相馬市、南相馬市、いわき市でも街頭募金を再開。

「これくらいのことしかできませんが、恩返しです」「日赤に支援してもらった家電6点セットでお世話になりました」など、被災者の方がたからも温かいご支援が寄せられました。

「楽しくてチャリティーにつながるイベントっていいね!」
~献血ルームfeelでワークショップを開催

feelが笑顔でいっぱいになりました

関東甲信越ブロック血液センターと赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務所は、『海外たすけあい』のイベントの一環として12月4日、献血ルームfeel(東京都墨田区)でクリスマスリース・ワークショップを開催しました。

当日は、参加者が『海外たすけあい』募金にご協力くださいました。

赤十字が国内外で行っている支援活動について、真剣な面持ちで聞き入った後は、リース作り。

講師を務めたフラワーアーティスト・塚田有一さんとともに、「世界には災害や紛争などに苦しむ人たちがいること」に思いをはせながら、リースが仕上げられました。

ボランティアとして活動しているという大学生からは「楽しくてチャリティーにつながるイベントっていいですね。友だちも誘いやすいです」、普段から献血に協力しているという方からは「このワークショップで、誰かの役に立てたことが楽しかった。参加できてとてもよかったと思います」という感想が。

赤十字子供の家にリースが届けられました

また、塚田さんは「リースは『輪』の形。みんなの思いが一つになるということにつながり、今日にピッタリでした」と話してくれました。

リースは12月18日、日赤が運営する児童養護施設 赤十字子供の家(東京都武蔵野市)に届けられました。

皆さまのあたたかい支援をお寄せください!

東日本大震災では160以上の国・地域から、あたたかい支援が寄せられました。今度は私たちが世界のためにできることを。

いまこの時も苦しんでいる世界の人びとのために、『海外たすけあい』募金にご協力をお願いいたします。

① インターネットで

寄付する

② スマートフォンで

③ 郵便振替口座をご利用

郵便局に備え付けの振替用紙に下記事項をご記入の上、お振り込みください(手数料はかかりません)。

口座番号 00120-5-220
口座名義 日本赤十字社
※窓口で手続きを行った場合、振込手数料はかかりません(ATMをご利用された場合、振込手数料がかかることがあります)。
※受領証をご希望の場合は、「受領証希望」とお書きください(その際、振込人欄にお名前とご住所をご明記ください) 。

なお、ご希望の方には日本赤十字社専用の郵便振替用紙をご送付いたしますので、 下記『担当窓口』にご連絡ください。

④ 銀行口座をご利用

銀行に備え付けの振込用紙に下記事項をご記入の上、お振り込みください。『各信用金庫・信用組合・JA・JF・そのほか「海外たすけあい」取り扱い表示のある金融機関』でも受け付けが可能です。

みずほ銀行 新橋中央支店 (普) 1984017
三菱東京UFJ銀行 東京公務部 (普) 1108163
三井住友銀行 銀座支店 (普) 9106961
りそな銀行 東京中央支店 (普) 1050198
新生銀行 本店 (普) 6009917
あおぞら銀行 本店 (普) 5214160
みずほ信託銀行 本店 (普) 5318840
三菱UFJ信託銀行 本店 (普) 3306925
三井住友信託銀行 本店営業部 (普)3449956
楽天銀行 ジャズ支店 (普) 7009683

口座名義『日本赤十字社 NHK海外たすけあい口』

※受領証をご希望の場合は、下記『担当窓口』にご連絡いただくか、お名前(受領証の名義)、ご住所(受領証のご送付先)、お電話番号、ご寄付いただいた日付・金額・金融機関を、担当窓口あてにFAXでお送りください。

担当窓口

日本赤十字社 海外たすけあいキャンペーン係

TEL:03-3437-7081 FAX:03-3432-5507

⑤ コンビニエンスストアをご利用(Famiポート)

ファミリーマートに設置されている情報端末「Famiポート」を使って、簡単に募金できます。 タッチパネルで募金先や募金額を選び、レジで支払う仕組みです。